三重県近隣・伊勢湾岸のイベント・お出かけ情報たまには政治・エンタメ情報などをお届けします。

東海地方と伊勢湾岸おでかけ情報

文章

文章を中学生の作文から学ぶ「文章の書き方」01

投稿日:

作文の添削

文章の書き方がわからない、という人は案外多い。

インターネットやスマートフォンが普及し、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の普及によって個人で情報発信が簡単にできる時代となった。

無料でインターネットにさえアクセスすることができれば、簡単に読むことのできる文章が増えた。

その一方で、文章を書くということについては苦手意識を感じている人も多いのではないか。

巷の書店では、「文章の書き方」に関する書籍が大量に山積みになって販売されている。しかし、それを読んでみたところで、それはノウハウとしては理解できるものの、実際に情報を発信するとなると、なかなか難しいと感じることもある。

私はもうそろそろ40代後半に差し掛かったが、息子、娘の世代は中学生や高校生の世代だ。

この世代の文章といえば、「作文」である。

幸いわが家には中学生の税金についての作文集があったので、著作権法に引っかからないように引用しつつ、中学生の作文から文章法を学んでみることにした。

まずは、こちらから。

意外と納めてる?タックス!

一番私に身近な間接税は、消費税だ。商品を買うときや、サービスを受けるときに払わなければならない。他にも間接税には、揮発油税、たばこ税、ゴルフ場利用税、入湯税など今回作文を書くにあたって、資料「ハロー・タックス」を読んで初めて知った税がたくさんあった。
我が家の生活の中で、間接税について考えてみよう。

まず最初は、書き出しの部分である。この作文では書きたいこと(=関節税)について、身近な消費税をとっかかりに、資料から列挙している。

導入部分としては、「なぜそのことについて書くのか?」という理由づけを書くのも、悪くはないと思う。「私は資料を読んで、こういう事を知った。だからそのことについて書くのだ。」という宣言を最初に書いてしまうのである。

読み手にとっても「○○(間接税)について書くのだな?」という心の準備ができるという利点もあるだろう。続けて読み進めてみる。

一つ目、私の父は毎日必ずビールを飲む。350ミリリットルの缶ビールを、一日3本飲むと、酒税、消費税を合わせて279円の税金がかかっている。一ヶ月で、8370円、一年で10万1835円にもなる。一年間のビール代23万5425円も驚きだが、なんとその43パーセントが税金だった。
二つ目、私はアーチェリー部の活動に参加するため、毎週末家族に学校まで送迎してもらっている。自宅から学校まで約30キロ。一往復で4リットルのガソリンを使う。ガソリン1リットルあたりの揮発油税、消費税は69円なので二往復すると、552円だ。年間100日送迎するとして、5万5200円になる。お酒を飲んだり、車を運転したり、日常生活の中で消費税以外にも、さまざまな税金が発生しているなんて初めて知った。

この段落では、自分の家の状況を具体的な事例と数値を使い、列挙している。父親がどのくらいビールを飲み、それにはいくらの税金が含まれているのかを、酒税と消費税を足して、一年間の税金の量を算出している。

二つ目の事例としては、自分の部活動にかかるガソリン(揮発油)税だ。父親の飲酒を批判するのか?と思いきや、そうではなく自分の部活動にかかる税金を算出することで批判色を無くし、「わが家にかかる税金」という事実の列挙に徹しているところがバランスがとれていると思う。

さらに読み進めてみると、

一体、この税金は何に使われているのだろうか。消費税は、年金、医療、介護などの社会保障に使われ、酒税は地方交付税交付金として地域の暮らしのために使われている。揮発油税は道路特定財源として、道路の整備や補修等に使われている。私の住んでいる○○市は、人口○○万人のさほど大きくない町だが、道路はきちんと整備され、景観も良く、公共サービスも充実してとても生活しやすい。私の医療費は高校卒業まで無料だし、独り暮らしのおばあちゃんは、介護保険でヘルパーさんに入浴の手伝いをしてもらったり、歩行器を借りたりしている。今までは、○○市の力はすごいと思っていたが、これもすべて私たちが納めた税金によって成り立っていると知り、「住みやすさ」は税金が有効に使われている証だと思った。

ここでは、わが家で納めた税金がどのように使われているのか、自分が知ったこと、学んだことと結びつけて書いている。

高い金額の税金を払ってはいるが、きちんとこういうことに使われていて、こういうメリットを享受することができる、という内容を、これまた「わが家」の事例で徹底的に書くのだ。聞いた話ではなく、例えば「私の町の道路」や「私の医療費」、「私のおばあちゃんの介護」などといった身近な実際の事例、これが大事なのだと思う。

そして結びに向かう。

私はまだ学生だが、将来税金を納める側になったとき、一番大事なのは税金が有効に使われること、無駄遣いをしないことだと思う。私はこの作文を書くまで間接税について、ほとんど何も知らなかった。税金が何に使われているのか、知らない人が多いほど増税に対して、批判が多くなると思う。私たちが公共サービスに満足し、生活に安心感を得られなければ、納税について理解を得られないだろう。だから、学校で税について学ぶ機会がもっと増えると良いと思う。

自分の現在の立場と将来、そして今ホットな話題といえる「増税」について書いてまとめてある。

つまり、「何に使われているのか知っていれば、学ぶ機会があれば、増税について批判もなくなる」という事を書いてある。

これが、この作文の筆者の結論である。結論については、何について書いてもいいのでは?と思うかもしれないが、そうではない。

増税に反対とか賛成とかそういう意味ではなく、結論にいたるまでの道筋を前段までに書いていくべきであると思う。

その点、この作文の流れを大雑把に書けば、

→わが家は結構税金を払っている。何に使われているのかな?

→調べてみたら、税金はイイ事にもいっぱい使われている。何より住みやすい。

→私は税について学んで良く分かった。だから税についてもっと知る機会を増やせばいい。

という流れになっている。

この流れが大事なのではないだろうか。

まとめ-自分の文章を自分の言葉で-

この作文から学んだこと。

1.主題(この場合は税金)と自分との関わりをきちんと書く。

2.身近なところ(この場合はわが家の税)で事例を挙げる。

3.メリット・デメリットも身近な事例で書く。

4.結論は話の流れの延長線上に、将来に向けた内容も書く。

このような事を、この作文から学ぶことができた。

これらの文章術も、ブログやSNSの記事投稿に生かすことができないだろうか。

もちろんできる。よそのブログからコピー&ペーストして少しアレンジするだけの文章ではなく、自分の身近な話題と書きたい内容(テーマ)をリンクさせることによって、しっかりと自分の文章というものを自分の言葉で書くことができるし、それは読んだ人に共感をもたらす文章になる。

自分の文章を、自分の言葉で。

 

 

 

 

広告




広告




-文章

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.

Copyright© 東海地方と伊勢湾岸おでかけ情報 , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.