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聖書の勉強-民数記-シナイの荒野からモアブの平野まで

投稿日:2017年3月1日 更新日:

bible

よく、聖書には予言がされている、などと聞きます。

ふとしたことから、聖書に興味を持ち、聖書を勉強してみようと思いました。

★シナイの荒野を出発

011:イスラエルの民がエジプトの国を出てから二年たった時、それはユダヤの暦で二月二十日に当るが、その日、雲は会見の天幕から離れて動き出した。
012:それで、イスラエルの民はシナイの荒野を出発したが、雲はパランの荒野に来ると、止ってしまった。
013:こうして、彼らは、モーセを通して示された主の命令に従った。
014:彼らが出発した時、最初に行ったのはユダ族で、その総指揮は、部族長のアミナダブの子ナフションであった。
015:それに続いて、ツアルの子ネタヌエルに率いられるイッサカル族、
016:ヘロンの子エリアブに率いられるゼブルン族、
017:それから、天幕を運ぶゲルション族、メラリ族であった。
018:それに続いて、シェデウルの子エリツルに率いられるルベン族、
019:ツリシャダイの子シェルミエルに率いられるシメオン族、
020:デウエルの子エルヤサフに率いられるガド族である。
021:それから、会見の天幕の中の聖い物を運ぶケハテ族が出発し、彼らの着くまでに、天幕は建て終っていた。
022:それに続いて、アミフデの子エリシャマに率いられるエフライム族、
023:ペダツルの子ガムリエルに率いられるマナセ族、
024:ギデオニの子アビダンに率いられるベニヤミン族であった。
025:それに続いて、アミシャダイの子アヒエゼルに率いられるダン族、
026:オクランの子パグイエルに率いられるアシェル族、
027:エナンの子アヒラに率いられるナフタリ族であった。
028:以上が、イスラエルの民が部族ごとに出発した順序であって、彼らはそのように出発した。

★モーセの義兄ホバブ

029:ある日、モーセは、ミデアン人レウエルの子で、義理の兄に当るホバブに言った。「私たちは主が与えると約束してくださった約束の地へ行こうとしています。私たちと一緒に行きませんか。主が祝福してくださると約束しておられるのですから、必ず祝福されます。」
030:すると、彼はこう答えた。「私は行きません。故郷へ帰ります。」
031:そこで、モーセは言った。「そんなつれないことを言わないでください。荒野のことなら、私などよりずっとよく知っているのですし、私たちの道案内に立ってください。
032:一緒に行ってくだされば、主が私たちに下さる祝福を、必ずお分けします。」

★十戒の箱

033:こうして、彼らは主の山から、三日の行程を進んだ。主の十戒の箱は、その間ずっと先頭に立って進み、休む場所を求めた。
034:彼らが出発すると、昼間は主の雲が彼らの上にあって先導した。
035:十戒の箱が出発する時、モーセはいつもこう祈った。|「主よ。立ち上がってください。/あなたの敵を追い散らし、/あなたの仇を、御前から蹴散らしてください。」/
036:そして、留まる時は、こう祈った。|「主よ。イスラエルの民全体の所に、/帰って来てください。」/

章011

★民の不平

001:さて、イスラエルの民は、自分たちの生活について不平を言い始めた。主はこれを知ると、怒って、火を降し、その火によって宿営の端の方を焼かれた。
002:民がモーセに向ってわめくと、モーセは祈り、こうしてその火は消えた。
003:主の火が彼らに向って燃えたことから、そこをタブエラと呼んだ。
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004:その後、彼らと一緒にいた外国人たちとイスラエル人が、また泣き言を言い出した。「ああ、肉が食べたい。
005:エジプトではいくらでも魚が食べられた。きゅうりも、すいかも、にらも、玉ねぎも、にんにくも食べることができた。
006:しかし、今のような有様では、精も根も尽き果ててしまう。何しろマナ以外には何も無い。」
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007:マナは、コエンドロの実のようで、白い宝石のようであった。
008:人々はこれを拾い集め、ひき臼でひくか、臼でついた後、鍋で煮て、パン菓子を作っていた。その味は甘くおいしかった。
009:夜になって、宿営した所に露が下りると、マナも一緒に下りて来た。
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010:また、イスラエルの民は、それぞれ自分の天幕の入口で泣いていた。これを聞いたモーセは怒り、主も激しく怒られた。
011:モーセは主に申し上げた。「どうしてこの民のために、こんなに苦しまなければならないのでしょうか。どうして、この民のために、このような重荷を背負わなければならないのでしょうか。
012:どうして、こんなに手の掛る子供のような者たちの世話をしなければならないのでしょうか。
013:彼らは、『肉が食べたい』と言いますが、そんなことをしてやることが私に出来るでしょうか。
014:到底、私一人ではその任に耐えることはできません。
015:こんなことをいつまでもさせておかれるくらいなら、いっそのこと私を殺してしまってください。これ以上、私を苦しめないでください。」
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016:主はモーセに仰せられた。「イスラエルの長老たちのうちから、七十人の指導者を選び、会見の天幕にいるあなたの所に連れて来なさい。
017:わたしはそこへ降りて行き、あなたの持っている霊の力を、彼らにも与えよう。そうして、彼らも指導者として、あなたの重荷を分担し、あなたから重荷をいくらかでも軽くしてあげよう。
018:そこで、イスラエルの民に、こう言いなさい。『身を清めて、明日を待ちなさい。明日は肉を食べることができる。あなたがたは、「肉が食べたい。エジプトにいる時が良かった」と言ってつぶやいた。しかし今、主が肉を下さるから、肉を食べることができる。
019:肉が食べられるのは、一日や二日のことではない。
020:一か月も食べ続けることができ、もう、うんざりして、肉を見るのも嫌になるほどだ。それほどまでになるのは、主に対してっぶやいたからである。』」
021:すると、モーセは主に申し上げた。「私と一緒にいる者たちは、成人した男子だけでも六十万人おります。そんなに沢山いる者たちに、一か月もの間肉を食べさせるとおっしゃいましたが、
022:今私たちと一緒にいる羊や牛を殺したとしても、十分とは言えません。海の魚を取って食べても間に合いません。」
023:主はモーセに答えられた。「主の力が足りないために、それが出来ないとでも言うのか。わたしの言ったことは必ず実現する。見ていなさい。」
024:こうして、モーセは出て行き、主が仰せられたことを、人々に語った。そして、民の長老たちの中から七十人を選び、彼らを集めた。
025:すると、主は雲の中にあって降りて来られ、モーセとお語りになり、モーセの持っている霊の力を、その七十人の長老たちにも与えられた。すると、彼らは神の言葉を語った。しかし、それは一度限りの出来事であった。
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026:その時、二人の者が宿営に残っていた。それは、エルダデとメダデであった。彼らは長老ではあったが、あの七十人の中には入っていなかったのに、彼らも神の言葉を語った。
027:一人の若者が急いでそのことをモーセに知らせに来た。「エルダデとメダデが宿営で神の言葉を語っています。」
028:若い時からモーセの助手をしていたヌンの子ヨシュアが、それをやめさせるようにモーセに進言すると、
029:モーセは彼に答えた。「私のことを思ってそう言ってくれているようだが、そうではない。主の民が皆神の言葉を語るようになることこそ願わしいのだ。主の民が皆私の持っている霊の力を主から与えられることこそ願わしいのだ。」
030:それから、モーセとイスラエルの長老たちは、皆宿営に帰った。

★うずら

031:さて次の日、主が風を起されると、海の向うからうずらが、その風に乗って飛んで来て、宿営の周りに舞い下りた。一日の道のりの辺りは皆、うずらで一杯であり、一メートルほどうず高く積まれるような有様であった。
032:人々は一日中、朝から夜中に至るまで、うずらを捕まえた。それは翌日までも掛った。一番少ししか捕まえなかった人でも、今で言えば、三・六キロのドラム罐に一杯くらいは集めた。それを宿営の周りに広げて干した。
033:その肉を全部食べ尽さないうちに、肉を食べたいと言って主につぶやいたため神の罰が下り、伝染病が起って、大勢の者が死んだ。
034:欲望に負けた者たちが神の罰のために殺され、そこに埋められたので、その場所をキブロテ・ハタアワと呼ぶことにした。
035:キブロテ・ハタアワから、イスラエルの民はハツェロテへ向い、そこに留まった。

章012

★ミリアムとアロン

001:ある日のこと、ミリアムはアロンと一緒に、モーセがエチオピヤ人の女を妻としていたことを理由に、彼を非難した。
002:「あなただけが特別に主の御心を知ることができるわけではなく、私たちでも、主の御心を直接知ることができるはずでしょう。」主はこのことをお聞きになられた。
003:ところで、モーセという人は、まれに見る謙遜な人であった。
004:主は、モーセとアロンとミリアムの三人を、会見の天幕の所に来るようにと命じられたので、彼ら三人はそこへ赴いた。
005:主は雲の柱の中にあって降りて来られ、天幕の入口に立って、アロンとミリアムをお呼びになった。二人が出て行くと、
006:こう仰せられた。「よく聞くがよい。わたしは普通、主の預言者に対しては、幻や夢の中でわたしの言おうとすることを示すことにしているが、
007:わたしに仕えるモーセに対しては、直接語る。モーセほど忠実な者はいない。
008:彼にはじかに語り、彼もじかに私の姿を見ている。それなのに、あなたがたは、わたしに仕えるモーセの特別な立場を無視して、なぜ彼を非難するのか。」
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009:主は激しく彼ら二人をしかり付けた後、そこを去って行かれた。
010:雲が天幕の上から離れて行くと、すぐミリアムに神の罰が下り、重い皮膚病になり、その肌は白く変ってしまった。アロンがミリアムを見ると、彼女は重い皮膚病になっていた。
011:アロンはモーセに哀願した。「赦してくれ。私たちは愚かな罪を犯してしまった。どうか、この罰を逃れさせてくれ。
012:ミリアムをあのような惨めな姿から救ってやってくれ。」
013:そこで、モーセはとりなしの祈りをささげた。「神様。どうかミリアムを元通りにしてください。」
014:それに対して、主はこのように答えられた。「家庭内にトラブルが起って、その裁定に当った一家の家長が、その子の顔につばをはいて叱責した場合でも、その子は一週間身を隠していなければならないのだから、まして神の裁定によってこのようになった以上、一週間は宿営の外にいなければならないことは当然であろう。それが終ったら、連れ戻したらよい。」
015:それで、ミリアムは一週間、宿営の外に連れ出された。イスラエルの民はミリアムが戻って来るまで、前進しなかった。
016:その後、彼らはハツェロテから出発して、パランの荒野に行き、そこで野営をした。

章013

★カナンの地の様子を見に行った人々とその報告

001:主はモーセに仰せられた。
002:「何人かの人を遣わして、わたしが与えると約束したカナンの地の様子を見て来させなさい。部族ごとに一人ずつ選びなさい。」
003:モーセは主に命じられた通り、パランの荒野から彼らを遣わした。彼らは、皆指導的立場にある人々であった。
004:その人々は、次の通りであった。ルベン族からは、ザクルの子シャムア、
005:シメオン族からは、ホリの子シャファテ、
006:ユダ族からは、エフネの子カレブ、
007:イッサカル族からは、ヨセフの子イグアル、
008:エフライム族からは、ヌンの子ホセア、
009:ベニヤミン族からは、ラフの子パルティ、
010:ゼブルン族からは、ソディの子ガディエル、
011:ヨセフ族であるマナセ族からは、スシの子ガディ、
012:ダン族からは、ゲマリの子アミエル、
013:アシェル族からは、ミカエルの子セトル、
014:ナフタリ族からは、ボフシの子ナフビ、
015:ガド族からは、マキの子ゲウエル。
016:以上は、モーセがカナンの地の様子を見るために遣わした者たちであった。その時、モーセは、ヌンの子ホセアをヨシュアと名付けた。
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017:モーセは彼らが、カナンの地の様子を見に行った時、彼らにこのような指図をした。「あの地に行ったならば、まずネゲブに行き、ユダの山地に入って、
018:その地がどんな所か、また、そこに住んでいる人々がどんな人か、強いか弱いか、多いか少ないかを調べなさい。
019:その地については、天候、耕作、牧畜、居住の良しあしについて、また、彼らは天幕生活をしているのか、それとも城壁を作って家に住んでいるのか、
020:土地は肥えているのか、やせているのか、また、木の有無などを調べなさい。さあ、勇気を出し、その地の果物を取って来なさい。」それは、ぶどうの初物が成る時期であった。
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021:そこで、彼らは上って行き、ツィンの荒野からレボ・ハマテのレホブまで、その地の様子を見た。
022:彼らはネゲブからヘブロンまで行った。そこには、アナクの子孫であるアヒマンと、シェシャイと、タルマイが住んでいた。へブロンは、エジプトのツォアンより七年前に出来た町であった。
023:彼らは、エシュコルの谷まで来ると、そこにぶどうが一房付いた枝があったので、それを切り取り、二人が棒で担いだ。また、ざくろやいちじくも取った。
024:こうしたことから、そこを一房のぶどう」つまり、エシュコルの谷と呼ぶようになった。
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025:四十日間あちこちを見て、彼らは帰って来た。
026:そして、すぐにパランの荒野のカデシュにいるモーセとアロンとイスラエルの民の所に行って報告をし、取って来た果物を彼らに見せた。
027:そしてこう報告した。「あの地は、確かに乳と蜜が流れている肥沃な地です。その証拠に、この果物が、あの地で取れたものです。
028:しかしながら、あの地に住んでいる住民は強大ですし、町には城壁が巡らされていますし、それは大きなもので、その上、あの地にはアナクの子孫の巨人がいました。
029:ネゲブの地方には、アマレク人が住み、山地にはヘテ人、エブス人、エモリ人が住んでいますし、海岸やヨルダン川の辺りには、カナン人が住んでいます。」
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030:ここまで報告すると、それを聞いていたイスラエルの民がざわめき出したので、カレブがその人々を静めて、こう言った。「ぜひとも上って行って、そこを定住地としようではありませんか。必ずできます。」
031:ところが、彼と一緒にあの地の様子を見に行った十人の者たちは、それに反対した。「われわれは、あそこに行っても、あそこに住んでいる者たちに追い返されてしまうに決っている。」
032:さらに、こう言い触らした。「あの地は、決して良い所ではない。あそこへ行ったら、われわれは生きていくことはできない。
033:あそこに住んでいる者たちは巨人で、われわれなどは虫けらも同然だ。」

章014

★民の反抗とモーセのとりなしの祈り

001:イスラエルの民は皆声を上げて泣き叫び、夜通しそうしていた。
002:こうして、彼らはモーセとアロンに対してつぶやくようになった。「こんなことになるくらいなら、エジプトの国にいて殺されていた方がましだった。あんな所へ行くくらいなら、荒野で死んだ方がましだった。
003:どうして、主はわれわれをあんな所へ連れて行って、彼らに殺させるようなことをしたり、妻子を奴隷にさせるようなことをするのか。今からでも遅くはない。さあ、エジプトへ帰った方がよい。」
004:そして、互いに言った。「さあ、だれかを指導者として、エジプトへ帰ろうじゃないか。」
005:モーセとアロンは、イスラエルの民が全員集まっている所で、主の前にひれ伏し、彼らのために罪を告白し、とりなしの祈りをささげた。
006:すると、あの地の様子を見て来た者たちの中で、ヌンの子ヨシュアとエフネの子カレブは、悲しみの余り、自分の服を引き裂き、
007:イスラエルの民全員にこう言った。「私たちが行って来た所は、実にすばらしい良い地でした。
008:主の御心ならば、必ずあの地に入ることができます。あの地は、乳と蜜の流れている肥沃な所です。
009:主に背くことはやめましょう。あの地の人々を恐れることはありません。彼らは、私たちに逆らうことはできません。主は、私たちの側にいて、彼らの武装を解除しておられるのです。何も恐れることはありません。」
010:これを聞いていたイスラエルの民は、この二人を石で打ち殺してしまおうと言い出した。その時、主の栄光が会見の天幕からイスラエルの民全員に現れた。
011:そして、主はモーセに仰せられた。「この民はいつまでわたしを侮るのか。あれほど多くの奇蹟を示したのに、いつまでわたしを信じないのか。
012:わたしは彼らを罰し、伝染病で滅ぼしてしまう。しかし、全員を滅ぼしてしまうわけではない。あなたと共に真実な者たちを残し、それを偉大な国民とする。」
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013:モーセは主にとりなし、こう申し上げた。「エジプト人は、あなたが力強い御手によって、この民を導き出されたことを知った時、
014:近隣のすべての民に言ったに相違ありません。『主があの民と共におられ、あの民は特別な民に違いない。』
015:ですから、もしもあなたがこの民を一人残らず殺してしまわれるなら、どう言うでしょうか。
016:『主は、あの民を約束した地に連れて行くことができずに、荒野で殺してしまった』とは、言わないでしょうか。
017:ですから、どうか主が今大きな力を現してください。あなたは以前こう約束してくださいました。
018:『主は怒ること遅く、恵みに満ちた神。恵みを末長く与え、罪を赦す神。しかし、罰すべき者は罰せずにおかない神である。』
019:あなたがこの民を、エジプトの時から今に至るまで、赦してきてくださったように、どうかこの民の罪を、あなたの大きな恵みによって赦してください。」
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020:主はそれに答えられた。「あなたの言葉通り、赦すことにしよう。
021:しかし、これだけははっきり言っておこう。わたしが生きている神であり、主の栄光を拝したことがありながら、
022:エジプトとこの荒野でわたしが行った奇蹟を見たのに、十回もわたしを試み、わたしの言うことに聞き従わなかった以上、彼らは一人残らず、
023:わたしが約束した地に入ることはできない。彼らは、わたしを侮った者たちである。
024:しかし、わたしに忠実に仕えたカレブは、ほかの者たちとは違う。彼はわたしの言うことに聞き従ったので、必ず約束の地に入ることができる。その子孫もそこに住むことができる。
025:ところで、全員について言うが、低地には、アマレク人とカナン人が住んでいるので、ひとまず進路を変え、紅海の方へ行く道から荒野に向って出発しなさい。」
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026:主はモーセとアロンに仰せられた。
027:「このひねくれた民は、いつになったら、つぶやかなくなることだろう。わたしは、もう彼らがつぶやいていることを知っている。
028:彼らに、こう言いなさい『これは、主の御告である。わたしはあなたがたが言っていることを、そのまま実行しよう。
029:この荒野で、あなたがたは死ぬ。わたしに対してつぶやいた者で成人した男子は皆死ぬ。
030:ただし、エフネの子カレブと、ヌンの子ヨシュアは例外である。彼ら以外の成人した男子は、一人残らず約束の地に入ることができない。
031:あなたがたは、子供が奴隷にされてしまうと言ったが、その未成年の子供たちには罪は無い。彼らは入ることができる。
032:しかし、成人した男子は、一人残らず荒野で死ぬ。
033:あなたがたの子供たちは、四十年間この荒野で放浪する。それは、あなたがたの背信の罪のためである。この四十年の間にあなたがたは皆、この荒野で死んでしまう。
034:あなたがたの代表が、あの地の様子を見に行った時、四十日掛ったが、一日を一年と計算して、四十年間、自分たちの罪の償いのために荒野にいなければならない。こうして、わたしに逆らうことが何を意味するかということを、そこで学びなさい。
035:主であるわたしが、はっきり言う。わたしに逆らった反逆者全員は、一人残らずこの荒野で必ず死ぬ。
036:あの地の様子を見に行って、悪い報告をし、民をそそのかして、モーセにつぶやかせた者たちも同様である。』」
037:こうして、あの地の様子を見に行って、悪い報告をした者たちには、神の罰が下り、伝染病で死んでしまった。
038:しかし、ヌンの子ヨシュアと、エフネの子カレブは生き残った。
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039:主が語られたことを、モーセがイスラエルの民に告げると、彼らは深い悲しみに沈んだ。
040:翌朝早く、イスラエルの民のある者たちは、約束の地に向って出発しようとした。「私たちは罪を犯した。だから、今度は主が仰せになったように、山地へ行くことにしよう。」
041:そこで、モーセは彼らに言った。「どうして主のご命令に背いて、行動するのか。そんなことをして、うまくいくはずがない。
042:行ってはならない。主が一緒におられないではないか。
043:主が一緒におられなければ、アマレク人やカナン人に殺されに行くようなものだ。主の御心に従わないところに、主は一緒におられることはない。」
044:それなのに、彼らは構わず山に登って行った。しかし、主の十戒の箱もモーセも宿営内に留まっていた。
045:はたせるかな、アマレク人とカナン人が山から下りて来て、彼らを散々追いまくった。

章015

★ささげ物に関する補則

001:また、主はモーセに仰せられた。
002:「イスラエルの民に、こう言いなさい。『わたしが約束した地に、あなたがたが行って、
003:そこで特別な誓願を果すためであっても、自分から進んでささげるものであっても、また、年ごとの祭の時のささげ物であっても、主に喜ばれるささげ物として、完全に焼き尽すいけにえや、そのほかのいけにえのために、牛や羊を火に焼いてささげる時は、
004:子羊一頭ごとに、それぞれ穀物のささげ物として、一・五リットルの油を混ぜた小麦粉三・六リットルと、
005:注ぎのささげ物として、一・五リットルのぶどう酒を、主にささげなさい。
006:雄羊の場合には、穀物のささげ物として、二リットルの油を混ぜた小麦粉七・二リットルと、
007:注ぎのささげ物として、三リットルのぶどう酒をささげなさい。これは、主に喜ばれるささげ物である。
008:若い牛の場合には、
009:穀物のささげ物として、三リットルの油を混ぜた小麦粉一〇・八リットルと、
010:注ぎのささげ物として、三リットルのぶどう酒をささげなさい。これは、主に喜ばれるささげ物で、火で焼く供え物である。
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011:牛でも、羊でも、山羊でも以上のようにしなければならない。
012:すべてこの通りにしなさい。
013,014:この国で生れた者は、イスラエル人であれ、外国人であれ、皆このようにして、主に喜ばれるささげ物をささげなさい。
015:主の前には、すべての人は同じである。
016:どんな人も皆、同じ礼拝規程に従うこと。』」
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017:また、主はモーセに仰せられた。
018:「イスラエルの民に、こう言いなさい。『わたしが約束した地に、あなたがたが行って、
019:その地で取れた小麦粉で作ったパンを食べるようになった時は、主にまずささげなさい。
020:最初の収穫の小麦粉で作ったパンをささげなさい。
021:最初の収穫の時からずっと、このように主にささげなさい。』
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022:主がモーセに語られたこれらの礼拝規程の一つでも、
023:あなたがたが守らず、主に背いて罪を犯した場合は、
024:だれもそのことに気が付かなかったとしても、その罪がはっきりした時に、イスラエルの民全体として、完全に焼き尽すいけにえの若い雄牛一頭と、穀物のささげ物と、注ぎのささげ物と、罪のためのいけにえの雄山羊一頭を、主にささげなさい。
025:祭司が、イスラエルの民全体の罪の償いをすれば、民の罪は赦される。それが過失によるものであったため、火によるささげ物と、罪のためのいけにえを主にささげることによって、民の罪を償ったので、主は赦してくださった。
026:それは、イスラエル人の場合も、外国人の場合も同じである。民全体の過失によるものであったからである。
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027:個人が礼拝規程に背いて、罪を犯した場合は、一歳の雌山羊一頭を、罪のためのいけにえとしてささげなさい。
028:祭司が、その人の罪の償いをすれば、その人の罪は赦される。それが過失によるものであったからである。
029:それは、イスラエル人の場合も、外国人の場合も同じである。
030:しかし、だれであっても、故意に礼拝規程を破り、罪を犯す者は、主を冒涜する者であるから、神の民の中から追放される。
031:主がお命じになったことをばかにして、従おうとしない者は、その罪が問われ、神の民の中から追放される。」

★安息日を破る

032:イスラエルの民が荒野で生活していた時、ある安息日に、薪を集めている男がいた。
033:それを見付けた者たちは、彼をモーセとアロンと民全員の所に連れて来た。
034:ところが、それをどう裁いたらよいのか、よく分らなかったので、ひとまず監禁しておいた。
035:すると、主はモーセに仰せられた。「わたしの礼拝規程を破った男は、野営地の外で、石で打ち殺されなければならない。」
036:民は皆、主がモーセに命じられた通りにして、その男を石で打ち殺した。

★服の房

037:主はモーセに仰せられた。
038:「イスラエルの民に、こう言いなさい。『これからは、ずっと服のすその四隅に、青いひもで房を付けなさい。
039:その房を見る度に、わたしの命じた礼拝規程を思い出し、それに従って生活するためであり、自分勝手な生活をして、偶像礼拝をしないようにするためである。
040:こうして、あなたがたは、わたしの命じた礼拝規程に従い、神に聖別された者となることができる。
041:わたしは、あなたがたの主である神であって、あなたがたの神として、あなたがたをエジプトの国から救い出した者である。わたしは、あなたがたの主である神だ。』」

章016

★コラ、ダタン、アビラムの反逆

001:ある日のこと、レビの子ケハテの孫に当り、またイツハルの子であるコラは、ルベンの子孫に当る、エリアブの子ダタンとアビラム、およびペレテの子オンと共謀し、
002:イスラエルの民の指導者として正式に選び出されていた二百五十人の有力な人たちを抱き込んで、モーセに反対させた。
003:彼らは、モーセとアロンに向って、こんなことを言った。「あなたがたは、分を越えたことをしてはいませんか。イスラエルの民は、全員聖別されているはずですがね。主がおいでになるのに、どうして、あなたがただけが、われわれの上に立って、指導者と祭司の地位に着くんですか。」
004:これを聞くと、モーセはその場にひれ伏し、彼らの罪のために、とりなしの祈りをささげた。
005:それから、立ち上がると、コラとその仲間の者たちにこう言い放った。「明日の朝、主はだれがご自分の選んだ指導者で、だれが聖く、祭司の務めをなすべきかをお示しくださる。
006:コラとその仲間のすべての者たちは、火皿を用意し、
007:明日、それに火を入れ、その上に香を盛りなさい。そこで主がはっきりさせてくださる。レビ族の者たちこそ、分を越えたことを言っている。」
008:モーセはさらにコラに語った。「レビ族の者たち。よく聞くがよい。
009:イスラエルの神であるお方が、あなたがたをイスラエルの民の中から、特別に主の天幕で奉仕をするために、また礼拝の時に必要な奉仕をするために、選び出してくださった。それなのに、なお不足でもあるのか。
010:主がこのように尊い奉仕の業を与えてくださったのに、今度は祭司の職を要求している。
011:それは、主に反逆しているのだ。アロンが何をしたと言うのか。彼に不平を言っているではないか。」
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012:モーセは使いをやって、エリアブの子ダタンとアビラムを呼び寄せようとしたが、彼らは、それを断った。「われわれは行かない。
013:あなたは、エジプトの乳と蜜の流れる地からわれわれを連れ出し、この荒野でわれわれを死なせようとしている。それだけではない。われわれの上に立って、われわれを支配し、君臨している。
014:しかも、あなたは、われわれを乳と蜜の流れる地に連れて行きもしない。畑やぶどう畑をわれわれのものとしてくれたわけでもない。ごまかすのもいいかげんにしてくれ。われわれは行くもんか。」
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015:これを聞くと、モーセは激怒し、主に申し上げた。「どうか、彼らのささげ物を受け入れないでください。私は、彼らから、ろば一頭たりとも取ったことはなく、彼らを傷つけたこともございません。」
016:それから、モーセはコラに言った。「コラとその仲間のすべての者たち、およびアロンは、明日主のもとに来なさい。
017:それぞれ自分の火皿を用意し、その火皿で香をたき、それを主のもとに持って来なさい。二百五十人の者たちも、コラも、またアロンも皆、持って来なさい。」
018:彼らはめいめい、自分の火皿を用意し、それに火を入れ、そこで香をたいた。そして、モーセとアロンは、一緒に会見の天幕の入口に立った。
019:すると、コラはイスラエルの民全員を会見の天幕の入口に集めて、二人に反対させようとした。その時、主の栄光がそこにいる全員に示された。
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020:そして、主はモーセとアロンに仰せられた。
021:「あなたがた二人は、その連中から離れなさい。わたしは彼らをたちどころに滅ぼす。」
022:二人はその場にひれ伏して、彼らの罪のために、とりなしの祈りをささげた。「神様。すべて生きているものに命をお与えになる神様。一人でも罪を犯せば、全員を罰せられるのでしょうか。」
023:主はモーセに仰せられた。
024:「コラとダタンとアビラムと二百五十人の者以外の者たちは、そこから離れるように言いなさい。」
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025:モーセは立ち、イスラエルの長老たちを従え、ダタンとアビラムの所へ行き、
026:民に語った。「さあ、このよこしまな連中の天幕から離れなさい。彼らのものに触れてはならない。あなたがたも滅ぼされるといけないから。」
027:そこで、人々はコラとダタンとアビラムの住いの近くから離れた。ダタンとアビラムは、その妻子、幼子たちと一緒に出て来て、自分たちの天幕の入口に立った。
028:モーセは言った。「これから起ることを見なさい。そうすれば、主が私を遣わされたことと、いろいろなことをさせたこと、それだけでなく、私が自分の思いでやっているのでないということが分るはずだ。
029:もしもこの者たちが普通の死に方で死ぬのであれば、主が私を遣わしたと思わなくてもよろしい。
030:しかし、主がこの者たちに特別なことをし、地が裂け、彼らを飲み込んで彼らが死ぬのであれば、彼らが主をばかにしたがために罰を受けたのだと思い知りなさい。」
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031:モーセが彼らに語り終ると、すぐ大地が裂け、
032:コラやその仲間の者たち、およびその家族と持物をことごとく飲み尽し、
033:彼らは生きながらにして殺された。
034:これを見ていたイスラエルの民は、皆彼らの叫びを聞いて逃げ出し、自分たちも殺されるのではないかと思って恐れた。
035:また、主のもとから火が降り、香をたいていた二百五十人の者たちを焼き尽した。

★火皿

036:主はモーセに仰せられた。
037:「祭司アロンの子エルアザルに命じて、その燃える火の中から、火皿を取り出し、火を遠くにまき散らすようにさせなさい。それは、聖別されている。
038:また、罪を犯して死んだ者たちの火皿は、これを打ちたたいて延べ板にし、祭壇のための覆いとして使いなさい。これは、聖別されている。こうしておけば、祭壇の覆いを見る度に、あの罪の出来事を思い出し、教訓となるだろう。」
039:そこで、祭司エルアザルは、焼き殺された者たちがささげた青銅の火皿を持って来て、それを打ちたたいて延ばし、祭壇の覆いとし、
040:イスラエルの民のためにあの罪の出来事を思い出す実物教育とした。アロンの子孫以外の者が祭司のまねをして、コラやその仲間の者たちのような目に遭わないようにということである。それは、主がモーセを通してエルアザルに言われた通りである。

★アロンが民を救う

041:その翌日になると、もうイスラエルの民がモーセとアロンに向ってつぶやき始めていた。「あなたがたは神の民を殺してしまった。」
042:そうしている間にも、二人が会見の天幕の方を振り向くと、主の雲が天幕に掛り、主が栄光のうちに現れた。
043:モーセとアロンが会見の天幕の所に行くと、
044:主はモーセに仰せられた。
045:「あなたがたは、彼らから離れなさい。わたしは彼らを滅ぼそう。」二人はすぐにひれ伏し、彼らの罪のために、とりなしの祈りをささげた。
046:モーセはアロンに言った。「さあ火皿を持って来て、祭壇の火をそれに入れ、そこで香をたきなさい。そして、急いで人々の所へ行って、彼らの罪の償いをしなさい。主が激しく怒られ、神の裁きの伝染病がもう始まっている。」
047:アロンはモーセの言った通りにし、火皿を持って、人々の中に走って行ったが、もう裁きは始まっていた。そこで彼は香をたいて、民の罪の償いをした。
048:彼が死んだ者とまだ生きている者との間に立った時、ようやく伝染病は収まった。
049:コラの事件で死んだ者とは別に、後の裁きによって死んだ者の数は、なんと一万四千七百人もいた。
050:こうして、伝染病が収まると、アロンは会見の天幕の入口のモーセの所に帰った。

章017

★アロンの杖

001:主はモーセに仰せられた。
002:「イスラエルの部族長たちに、それぞれ一本ずつ自分の部族の名前を書いた杖を持って来させなさい。
003:レビ族の杖には、アロンの名前を書きなさい。
004:その十二本の杖を、会見の天幕の十戒の箱の前に置きなさい。
005:その杖の中で、わたしが選んで、特別な働きをさせている者の杖は芽を出す。こうすれば、イスラエルの民があなたがたに対してつぶやくことはなくなるだろう。」
006:モーセがその通り、イスラエルの民に告げると、部族長たちは、それぞれ杖を持って来た。その中には、アロンの杖も入っていた。
007:モーセはその十二本の杖を、会見の天幕の中の十戒の箱の前に置いた。
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008:翌日、モーセが会見の天幕の中に入って行くと、レビ族が出したアロンの杖が芽を出し、つぼみや、花や、アーモンドの実を付けていた。
009:モーセが十二本の杖をイスラエルの民の所に持って来たので、皆それぞれ自分の名前の書いてある杖を取った。
010:主はモーセに仰せられた。「アロンの杖だけは、十戒の箱の前に置いておきなさい。アロンの権威を疑って、主に逆らうことのないように、実物教育として保存しておきなさい。」
011:モーセは、主が仰せられた通りにした。
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012:ところが、イスラエルの民は、このことでもへりくだることなく、モーセに対して文句を言った。「これじゃ、われわれは皆死んでしまう。破滅してしまう。
013:会見の天幕に近付いたら、死んでしまうなんて、余りにもひど過ぎる。」

章018

★祭司とレビ族の人々に関する規程

001:そこで、主はアロンに仰せられた。「アロンとその子供たち、およびレビ族の者たちは、聖所が汚される場合は、その責任を負いなさい。アロンとその子供たちについては、祭司職にかかわる違反がなされた場合は、その責任を負いなさい。
002:レビ族の者たちは、祭司であるアロンとその子供たちの手伝いをするが、
003:聖所の中の器具を使ったり、祭壇にささげ物をしてはならない。これを無視することがあれば、彼らも、あなたがたも死ぬことになる。
004:祭司であるアロンとその子供たちの手伝いをするのは、レビ族の者たちだけであって、ほかの者がそれに代ることはできない。
005:あなたがたが正しくその務めを果すなら、もう二度とあのような罰を下すことはない。
006:今ここにもう一度、あなたがた祭司の手伝いをするように、レビ族の者たちを、わたしが聖別したことを確認しよう。
007:アロンとその子供たちは、祭司職を全うしなさい。わたしは、あなたがたに祭司の務めを賜物として与える。ほかの者がそれに代ることはできない。」
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008:また、主はアロンに仰せられた。「わたしにささげられ、聖別されたささげ物は、祭司であるアロンとその子供たちに与える。
009:聖別された火によるささげ物の中で、あなたのものとして与えられるものは、次の通りである。穀物のささげ物、罪のためのいけにえ、過ちのためのいけにえはすべて、あなたとその子供たちのものとして与えられる。
010:それを聖別された食物として食べなさい。
011:また、和解のいけにえのうち、胸の肉、ももの肉も与えられる。
012:初穂から取れた、最上の油、最上のぶどう酒と穀物も、あなたのものとして与えられる。
013:また、そのほかの収穫物の初穂で、主にささげられたものは全部、あなたのものとして与えられる。祭司と一緒に生活している者も、聖別されたものであれば、食べることができる。
014:一度主にささげたものは、あなたのものとして与えられる。
015:人でも動物でも、初子は主にささげられ、それは主のものとなる。それは、あなたのものとして与えられる。人の場合や、食べてはならない動物の場合は、その代りにそれを買い戻したことにして、お金を持って来る。
016:その代金は、生後一か月の者は、銀貨五枚とする。
017:ただし、牛、羊、山羊の初子の場合は、お金に替えず、そのまま持って来る。それは聖別されたもので、その血を取って、祭壇に振り掛け、その脂肪は、主に喜ばれるささげ物として火で焼いてしまう。
018:胸の肉やももの肉は、あなたのものとして与えられる。
019:イスラエルの民が主にささげる物は皆、それを祭司たちの生活のために与える。これは末長く行われるわたしの不変の約束である。」
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020:また、主はアロンに仰せられた。「あなたは、約束の地へ行った時、そこで所領地を持ってはならない。しかし、必要はすべてわたしが与える。だから、わたしがあなたの所領地であると思いなさい。
021:また、レビ族の者たちには、会見の天幕の中でその仕事をするので、その報酬として、収穫の十分の一を与えよう。
022:だから、会見の天幕にほかの人々が近付いて、死ぬことがないように、レビ族の者たちは、その働きに専念しなければならない。
023:レビ族の者たちだけが会見の天幕の働きをすることができるということは、これからいつまでも守られるべき礼拝規程である。だから、彼らはほかの部族のように、約束の地で所領地を持つことはできない。
024:しかし、彼らはほかの者たちがささげる十分の一のささげ物を、生活のために与えられる。それが彼らの収入になる。」
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025:主はモーセに仰せられた。
026:「レビ族の者たちに、こう言いなさい。あなたがたは、イスラエルの民が収穫の十分の一をささげ、それを自分たちの分として、後で受け取った時は、その十分の一を主へのささげ物としてささげなさい。
027:それは、ほかの部族のささげ物と同様、レビ族の者たちからのささげ物である。
028:そのささげ物は、祭司アロンの所に持って行きなさい。
029:あなたがたが受け取った物の中でも最上の物を、主へのささげ物として持って行きなさい。
030:それは、ほかの部族のささげ物と同様、レビ族の者たちからのささげ物である。
031:レビ族の者たちは、どこででもそれを食べてよろしい。それは、神の天幕での働きに対する報酬である。
032:自分たちが受け取った物の中でも最上の物を、主へのささげ物として持って来るなら、決して罰を受けて死ぬことはない。」

章019

★清めの水

001:主は、モーセとアロンに仰せられた。
002:「ここにまた新しい礼拝規程を示そう。傷が無く、一度も仕事をさせたことのない赤い雌牛を一頭、あなたがたの所に引いて来させなさい。
003:それを祭司エルアザルに渡し、それを宿営の外に引っ張って行き、そこで殺しなさい。
004:祭司エルアザルは、その血を指で会見の天幕の正面に向って、七回振り掛けなさい。
005:その雌牛はそこで焼き、皮、肉、血も、汚物と一緒に焼く。
006:祭司は、杉の木と、ヒソプと、赤い糸を、雌牛の焼けている中に投げ入れる。
007:それから、祭司は自分の服を洗い、その体に水を浴びてから、宿営に入って来る。しかし、その祭司は夕方まで汚れた者となる。
008:その雌牛を焼いた者も、自分の服を洗い、体に水を浴びる。そして彼も、夕方まで汚れた者となる。
009:汚れていないほかの人が、その雌牛の灰を集め、宿営の外の聖い所に置き、イスラエルの民のために、汚れを清める水を作るために、この灰を保存しておく。これは、罪の清めのためである。
010:この雌牛の灰を集めた者も、自分の服を洗う。彼も夕方まで汚れた者となる。これは、イスラエル人であろうと、外国人であろうと、皆同様に守らなければならない礼拝規程である。
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011:人の死体に触れた時は、だれでも七日間汚れた者になる。
012:その人は、三日目と七日目に、赤い雌牛の灰を入れた汚れを清める水で体を洗い清め、清くならなければならない
013:死体に触れたのに、体を洗い清めないならば、主の天幕を汚すことになるから、神の民の中から追放される。
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014:だれかが天幕の中で死んだ場合は、その天幕に出入りする者は皆、七日間、汚れた者になる。
015:ふたをしていない器も汚れてしまう。
016:また野外で、戦争やその他の理由で死んだ人やその骨、墓に触れた者も、七日間、汚れた者になる。
017:その人を洗い清めるために使う水は、湧き水で、その中に汚れを清める、赤い雌牛の灰を入れたものである。
018:汚れていない人が、ヒソプの枝をその水に浸し、それを天幕とその中にある器、そこにいた人、汚れた者に振り掛ける。
019:汚れていない人が、三日目と七日目にその水を、汚れた者に振り掛けるなら、七日目には汚れた者も清められる。その人は、自分の服を洗い、その体に水を浴びれば、夕方には清くなる。
_
020:いったん、汚れた者となったら、清められない限り、神の民の中から追放される。主の聖所を汚したからである。
021:これは末長く守られるべき礼拝規程である。
022:汚れた者が触れたものは、どんなものでも汚れ、汚れた者に触れた人も夕方まで汚れる。」

章020

★メリバの水

001:イスラエルの民は、ユダヤの暦の一月に(今日の三、四月に当る)ツィンの荒野に着き、カデシュに留まった。ミリアムがそこで死んだので、そこに彼女を葬った。
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002:ところが、そこには水が無かったので、民はモーセとアロンに文句を言った。
003:「われわれの仲間が神様によって殺された時、われわれも死んでしまっていたらよかった。
004:あなたがたは、われわれをこんな荒野へ引っ張って来て、死なせようとするのか。
005:エジプトからわざわざこんなひどい所へ引っ張って来たのか。ここは荒野で、果物も無ければ、飲水も無いじゃないか。」
006:モーセとアロンは彼らの所から離れて、会見の天幕の入口に行き、そこにひれ伏し、彼らの罪のために、とりなしの祈りをささげた。すると主が栄光のうちに現れ、
007:モーセに仰せられた。
008:「杖を取り、あなたとアロンは民を集めなさい。あなたが彼らの目の前で、岩に向って、『水を出せ』と命じると、水が出て来る。その水を人々と家畜に飲ませてやりなさい。」
009:そこでモーセは、主が命じられた通りに、杖を取った。
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010:モーセとアロンは、岩の前に人々を集めて、こう言った。「反逆ばかりしているが、この度も要求通り、この岩から私が水を出さなければならないというのか。」
011:モーセは手に持っていた杖で、岩を二回打った。すると、沢山の水が出て来たので、人も家畜もそれを飲んだ。
012:ところが、主はモーセとアロンに仰せられた。「なぜわたしの言う通りにしなかったのか。わたしは岩に命じるように言ったのに、それをしないで、岩を打ったではないか。わたしの言うことに従わなかった以上、あなたがたはイスラエルの民を連れて、約束の地に入ることはできない。」
013:そこで、その場所はメリバと名付けられた。イスラエルの民が主と争ったからである。このことによっても、主はご自分の聖さを示された。

★エドムの王との交渉

014:さて、モーセはカデシュからエドムの王の所に使いを送った。「王様。私どもは身内同然の間柄です。
015:私どもの先祖は、エジプトへ行き、そこに長い間住んでおりましたが、エジプトでは大変な虐待を受けました。
016:その時、主に救いを求めますと、私どもをエジプトから救い出し、今、王様のお国との境の町カデシュに来ております。
017:つきましては、お国の中を通していただきたいのです。ただ通るだけで、決してご迷惑をお掛けいたしません。」
018:けれども、エドムの王はモーセの願いを退けた。「わが国を通ってはならん。もし一歩でも入れば、皆殺しになろう。」
019:それでもなお、訴え続けた。「道を通るだけです。ご迷惑は絶対に掛けません。もし何かご迷惑が掛った場合は、必ず弁償します。ですから、お願いです、通させていただけないでしょうか。」
020:それにもかかわらず、王は許さなかった。そして、強大な軍隊を差し向けて、撃つ構えを見せた。
021:やむをえず、イスラエルの民は、方向を変えなければならなかった。

★アロンの死

022:こうして、イスラエルの民は、カデシュから出発し、ホル山に着いた。
023:エドムとの国境にあるホル山で、主はモーセとアロンに仰せられた。
024:「アロンは間もなく死ぬ。約束の地に入ることはできない。それは、メリバで、水を岩から出す時、二人共わたしの言うことに従わなかったからである。
025:モーセとアロンは、アロンの子エルアザルと一緒に、ホル山に登りなさい。
026:アロンの着ている大祭司の服を脱がせ、それをエルアザルに着せなさい。アロンはそこで死ぬ。」
027:モーセは、主が命じられた通りにした。彼らは民全体が見ているところで、ホル山に登って行った。
028:モーセは、アロンの着ている大祭司の服を脱がせ、エルアザルに着せた。そして、アロンはその山の頂で死んだ。モーセとエルアザルの二人だけが山から下りて来た時、
029:民は皆、アロンが死んだことを知った。そこで、イスラエルの民は皆、アロンのために三十日間、喪に服した。

章021

★カナン人に対する勝利

001:そのころ、ネゲブに住んでいたカナン人アラデの王は、イスラエルの民がやって来ることを聞いて、彼らを襲い、何人かの者を、捕虜として捕えて行った。
002:そこで、イスラエルの民は主に誓いを立てて、こう言った。「神様。あなたがこのアラデの国を征服させてくだされば、この国を全部滅ぼしてしまいます。」
003:主はそれをよしとされたので、カナン人は全滅させられた。そのため、その場所はホルマと名付けられた。

★青銅の蛇

004:イスラエルの民は、ホル山からエドムの国を迂回し、紅海へ通じる道を南へ行った。しかし、民はまた途中で耐えられなくなり、
005:神の立てられた指導者モーセに対して文句を言った。「あなたはどうしてわれわれをエジプトから引っ張り出して来て、こんな荒野で死なせようとするのか。食べ物も無ければ、飲み水も無い。われわれは、あんなマナなどには飽き飽きした。」
006:すると、主は罰として毒蛇がかむように仕向けられたので、多くの人々がそれで死んだ。
007:民はモーセの所に行って哀願した。「私たちは罪を犯しました。どうか、毒蛇がいなくなるように、主にお願いしてください。」そこで、モーセはそのことを主に祈った。
008:すると、主はモーセにこう仰せられた。「青銅で毒蛇と同じ形のものを作り、それを長い棒の先に付けなさい。かまれた者がそれを見上げれば、だれでも死なないで済む。」
009:モーセはその通りに青銅の蛇を作り、それを長い棒の先に取り付けた。毒蛇にかまれた者で、この青銅の蛇を見上げた者は皆、助かった。

★モアブの平野にある谷までの旅

010:イスラエルの民は、そこを出発し、オボテで宿営した。
011:彼らはオボテを出発し、東方のモアブの前にある荒野のイエ・ハアバリムに宿営した。
012:そこから出発し、ゼレデの谷に宿営し、
013:さらにそこから旅立って、モアブ人とエモリ人の国境を流れるアルノン川の向うに行き、そこで宿営した。
014:アルノン川については、「主の戦いの書」に、こう書かれている。|「スパのワヘブとアルノンの谷川と一緒に、/
015:谷川の支流は、アルの町まで達し、/モアブの境にまで至る。」/
_
016:彼らは、そこからベエルに向った。それは、「井戸」という意味で、主がモーセに、「水を与えるから、民を集めなさい」と言われた所である。
017:その時、民は歌を歌った。|「湧き出よ、湧き出よ、井戸の水。/水が出て来る。歌おうじゃないか。/
018:これは、杖と棒とで掘った井戸。/指導者たちが掘った井戸。」/彼らは荒野からマタナへ行った。
019:そこからナハリエルに、そこからバモテに、
020:そして、そこからモアブの平野にある谷に行き、荒野を見下ろすピスガの頂上に着いた。

★シホン王とオグ王に対する勝利

021:モーセはエモリ人のシホン王の所に使いを送った。
022:「つきましては、お国の中を通らせていただきとうございます。ただ通るだけで、決してご迷惑をお掛けいたしません。」
023:けれども、シホン王はそれを許さなかった。そして、その民を集めて、イスラエル人を迎え撃つことにし、ヤハツに来て、イスラエル人を襲った。
024:ところが、イスラエル人の方が勝ち、アルノン川から北はヤボク川、東はアモン人の国境までを占領した。アモン人の国境は堅固で、それ以上は進めなかった。
025:こうして、イスラエルの民は、これらの町をすべて取り、エモリ人の町々に住み、
026:エモリ人の王が住んでいたヘシュボンやその周りにも住んだ。以前はモアブ人の領土であったものを、戦い取って、エモリ人の領土としていたものである。
027:昔の詩人がこう歌っている通りである。|「さあ、ヘシュボンに来なさい。/シホンの町は堅固だ。/
028:ヘシュボンの王の勢いは強く、/モアブのアルも/アルノン川の高地の王たちも滅ぼした。/
029:ケモシュの神を拝むモアブは、滅び失せる。/息子たちは外国へ逃げ、/娘たちはエモリ人の王シホンに捕えられた。/
030:しかし、今われわれは彼らの子孫を滅ぼした。/ヘシュボンからディボンに至るまで、/メデバの近くのノファフまで。」/
_
031:こうして、イスラエルの民は、エモリ人の地に住んだ。
032:そこにいた時、モーセはヤゼルの辺りを偵察させ、そこにいたエモリ人を追い出し、そこの村落を攻め取った。
033:さらに彼らは、バシャンの国に向って行ったが、バシャンのオグ王は、すべての民を引き連れ、彼らを迎え撃つために、エデレイにやって来た。
034:その時、主はモーセに仰せられた。「彼を恐れることはない。彼らをあなたの手に渡す。ヘシュボンにいたエモリ人のシホン王と戦った時と同じように戦いなさい。」
035:そこで、彼らを一網打尽に打ち破り、その地を占領した。

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