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聖書の勉強-民数記-モアブの平野から

投稿日:2017年3月2日 更新日:

bible

よく、聖書には予言がされている、などと聞きます。

ふとしたことから、聖書に興味を持ち、聖書を勉強してみようと思いました。

章022

★バラクとバラム

001:イスラエルの民は、さらに旅を続け、ヨルダン川を挟んで、エリコの対岸にあるモアブの平野にやって来て、そこで宿営した。
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002:さて、ツィポルの子で、モアブ人のバラク王は、イスラエル人がエモリ人を滅ぼしてしまったことを知り、
003:非常に恐れた。
004:そこで、彼はミデアン人の指導者たちに相談した。「今われわれの近くに来ているあの群衆は、牛が野の草を食べて行った時のように、近隣の国々を総なめにしているが、どうしたものだろう。」
005:相談の結果、イスラエル人と同族関係にあるユーフラテス河畔のペトルにいるベオルの子バラムを呼び寄せることになり、使いの者を差し向けた。「今ここに一つの民族がエジプトから出て来て、われわれのすぐそばまで来ている。
006:今すぐに来て、あの連中を呪ってもらいたい。その方がそうしてくれれば、あの連中を追い返すことは、難しくはあるまい。余は、その方の祝福する者が祝福され、その方の呪う者が呪われることを、よく知っている。」
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007:モアブ人の指導者たちと、ミデアン人の指導者たちは、バラムの所に行き、バラク王の言葉を伝えた。
008:すると、バラムはこう言った。「今夜はここに泊られるがよろしい。主が私に告げられた通りのことを、皆さんに申し上げましょう。」これを聞くと、彼らはそこに泊った。
009:神は、バラムに、「この者たちは何の用があって来ているのか」と聞かれた。
010:バラムは神に答えた。「モアブ人の王バラクが、私の所に使いを寄越しました。
011:『今ここに、エジプトから出て来た民族がいて、われわれの周りに一杯である。今すぐに来て、この民を呪ってもらいたい。そうしてくれれば、あの民を追い返すことができよう。』」
012:神は、バラムに仰せられた。「あなたは彼らと一緒に行ってはならない。また、その民族を呪ってもならない。その民族はわたしが祝福している者たちである。」
013:翌朝、バラムは起きると、バラク王から遣わされて来た指導者たちに言った。「お国にお帰りください。主は、あなたがたと一緒に行ってはいけないと仰せられました。」
014:彼らは、バラク王の所に帰り、そのことを王に報告した。
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015:バラク王は、もう一度、前の時よりも大勢の、しかも高い位にある指導者たちをバラムの所に遣わした。
016:バラムの所に来ると、彼らはこう言って、懇請した。「王様はこう申しております。どうかおいでいただきとうございます。
017:手厚いおもてなしをいたしますし、お言い付けになることは何でもいたします。どうぞおいでくださり、あの民族を呪ってくださいますように。」
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018:それに対して、バラムはこう答えた。「たとい王様がどんな金銀財宝を下さいましても、私は主である神様のお言い付けに背くことはできません。
019:それで、今夜はここに泊られるがよろしい。主がまた何か別のことをお告げになるかもしれません。」
020:その夜、主はバラムに仰せられた。「この者たちがあなたを招きに来たのであれば、彼らと一緒に行ってやりなさい。ただし、わたしが言うこと以外は言ってはならない。」

★バラムとろば

021:翌朝、バラムは起きると、ろばに鞍を付け、モアブ人の指導者たちと一緒に出掛けた。
022:ところが、バラムが主の命じられる通りにしなかったので、出掛けて少し行くと、主の使いが彼の前に立ちふさがった。その時、バラムはろばに乗り、二人の若者がそばにいた。
023:ろばの目には、抜き身の刀を持った主の使いが道に立ちふさがっているのが見えたので、道からそれて、畑の中へ入って行った。バラムにはそれが何のことか、さっぱり分らなかったので、ろばを杖で打ち、道に戻そうとした。
024:しかし、主の使いは、両側が石垣になっている狭い道に立っていたので、
025:ろばは主の使いを見て恐れ、石垣にすり寄り、そのはずみでバラムの足が石垣に押し付けられたので、また、ろばを杖で打った。
026:主の使いは、彼らを狭い所に追い込んだので、
027:ろばはバラムを乗せたまま、その場にうずくまってしまった。バラムはついに怒り出し、ろばを杖で打った。
028:その時、主がろばにものを言わせたので、ろばはバラムに分る言葉でこう言った。「どうしてそんなに打つのですか。私は何も悪いことをしておりません。それなのに三回も打ちましたね。」
029:バラムは、ろばに言った。「お前は、私をばかにしたではないか。もし刀を持っていたら、殺してやるところだったぞ。」
030:すると、ろばは答えた。「私は、今日まで、ずっとこの背中にお乗せして参りました。今まで私がこんなことをしたことがあったでしょうか。」バラムは、「無かった」と言った。
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031:その時、主がバラムの目を見えるようにされたので、そこに抜き身の刀を持って立っている主の使いを見ることができた。彼はそこにひざまずき、主を礼拝した。
032:すると、主の使いは彼に仰せられた。「なぜそのろばを三回も打ったのか。ろばの前に立ちふさがったのはわたしだ。あなたが行ってはならない所に向っていたからだ。
033:ろばの目にはわたしが見え、三回も方向を変えようとした。もしそうしていなかったら、もう今ごろは命が無かったものと思うがよい。ろばは生きていたかもしれないが、あなたの命は無かった。」
034:バラムは主の使いに申し上げた。「私は間違っておりました。私は愚かにも、あなた様が私の前に立ちふさがっていることには気付きませんでした。御心でなかったのでしたら、今からでも引き返します。」
035:主の使いはバラムに仰せられた。「この者たちと一緒に行ってもよろしい。ただしわたしが言うこと以外は言ってはならない。」こうして、バラムはバラク王の下から遣わされて来た人々と一緒に行った。

★バラクとバラムの会見

036:バラク王は、バラムが来たことを聞くと、彼を迎えに、わざわざ国境のアルノン川の所にあるイル・モアブまで出掛けて来た。
037:そして、バラク王はバラムに会うと、こう言った。「余は、あなたをお迎えするために、わざわざ使いの者を送りましたが、どうしてすぐに来てはくださらなかったのですか。手厚くおもてなしするつもりでおりましたのに。」
038:バラムは答えた。「このように私は参っております。私の出来ますことは、神様の仰せられることだけを言うことです。」
039:こうして、バラムはバラク王と一緒にキルヤテ・フツォテにやって来た。
040:バラク王は牛と羊をいけにえとしてささげ、それをバラムやそこに一緒にいた指導者たちにも与えた。

★バラムの第一の宣告

041:翌朝、バラク王はバラムと一緒にバモテ・バアルに行った。そこからは、イスラエルの民の一部を見ることができた。

章023

001:バラムはバラク王に言った。「ここに七つの祭壇を築き、雄牛と雄羊をそれぞれ七頭ずつ用意していただきたいのです。」
002:バラク王はその通りにした。そして、七つの祭壇の上で、雄牛と雄羊を一頭ずつささげた。
003:バラムは王に言った。「王様は、完全に焼き尽すいけにえのそばに立って待っていてください。私はこれから主の御心を伺って参ります。後で全部お話いたします。」彼はこう言うと、木の生えていない丘に登って行った。
004:神がバラムに現れた時、バラムは申し上げた。「七つの祭壇を造り、その上で雄牛と雄羊を、それぞれ一頭ずつささげました。」
005:主はバラムに言うべきことを示し、その通り王に言うようにと命じられた。
006:バラムが戻って来ると、王は、モアブの指導者たちと一緒に、完全に焼き尽すいけにえのそばに立っていた。
007:バラムは神からの宣告を唱えた。|「モアブのバラク王は、/バラムをアラムから連れて来て、/『イスラエルの民を呪い、/滅びを宣言せよ』と仰せられた。/
008:しかし、神様が呪わない者を、/どうして私が呪えようか。/主が滅びを宣言されない者に、/どうして私が滅びを宣言できようか。/
009:山の頂上から見、丘の上からこの民を見ると、/この民はほかの民とは違っている。/あのような国民は見たことがない。/
010:とても多くて、数えることすらできない。/あの国民は祝福されている。/
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私も死ぬ時には、あの国民のように死にたいものだ。」
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011:これを聞いたバラク王は、怒った。「なんということを言うのだ。敵を呪うどころか、祝福しているではないか。」
012:バラムは答えた。「私は、主が示されたことしか語ることができません。」

★バラムの第二の宣告

013:バラク王はバラムにこう言った。「ほかの所へ一緒に行って、そこからあの民を見ていただこう。そこからでもあの民は一部しか見えないが、そこで、あの民を呪っていただきたい。」
014:バラク王は、バラムをセデ・ツォフィムのピスガの山の頂上に連れて行き、そこに七つの祭壇を築き、雄牛と雄羊をそれぞれ一頭ずつささげた。
015:バラムは王に申し上げた。「王様は、完全に焼き尽すいけにえのそばに立って待っていてください。私はこれから主の御心を伺って参ります。」
016:主はバラムに現れ、言うべきことを示し、その通り王に言うようにと命じられた。
017:バラムが戻って来ると、王はモアブの指導者たちと一緒に、完全に焼き尽すいけにえのそばに立っていた。王がバラムに主の御告を聞いたので、
018:バラムは神からの宣告を唱えた。|「バラク王。聞きなさい。耳を傾けて聞きなさい。/
019:神様は人ではないので、偽ることがない。/人とは違って、後悔などはしない。/神様は仰せられた通りに実行し、/約束されたことは必ず成就する。/
020:私は、神様から祝福せよと命じられた。/神様が祝福されるのに、/どうしてそれを変えることができようか。/
021:イスラエル人に悪いところは無いのだから、/彼らが災に遭うことはありえない。/彼らの主である神様は、彼らと共におり、/彼らはいつも神様を王としてほめたたえている。/
022:彼らをエジプトから救い出された神様は、/野牛の角のように強力だ。/
023:彼らは占やまじないをしない。/神様から直接に御心を示される。/
024:彼らはライオンのように勇ましく、/ねらいを定めた獲物を逃すことはない。」/
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025:これを聞いたバラク王は言った。「呪わないのなら、せめて祝福もしないでくれ。」
026:バラムは王に申し上げた。「私は主が示されたことしか語ることができませんと、申し上げたはずですが。」

★バラムの第三の宣告

027:バラク王はバラムに言った。「また別の所へ行ってみることにしよう。そこへ行けば、あるいは神様の御心にかなって、呪うこともできるかもしれない。」
028:バラク王は、荒野を見下ろすペオルの山の頂上にバラムを連れて行った。
029:バラムは王に申し上げた。「ここに七つの祭壇を築き、雄牛と雄羊をそれぞれ七頭ずつ用意していただきたいのです。」
030:王はその通りにして、七つの祭壇の上で、雄牛と雄羊を一頭ずつささげた。

章024

001:バラムは、イスラエルの民を祝福することが主の御心にかなうことを知り、王から離れてまじないを求めに行くことをやめ、荒野にいるイスラエルの民の方を眺めた。
002:バラムが眺めていると、神の霊が彼の上に降り、
003:神からの宣告を唱えた。|「ベオルの子バラムを通して、主は語られる。/
004:私は神様の御告を聞いて語る者。/全能者の前にひれ伏すと、/今まで見えなかったものが見えた。/
005:ああ、なんと美しいことだろう、/イスラエル人の天幕、イスラエル人の住い。/
006:それは、遠く広がる谷のようで、/川辺の国のようであり、/主が植えられたアロエのようで、/水辺の杉の木のようだ。/
007:水はあふれ、彼らの種は水の潤いによって育っていく。/彼らの王はアマレク人の王よりも偉大で、/その王国は繁栄する。/
008:彼らをエジプトから救い出された神様は、/彼らにとっては野牛の角のように強力だ。/彼らに敵する国々は打ち砕かれ、粉々にされてしまう。/
009:彼らはライオンのように眠っている。/彼らを起したら大変だ。/イスラエル人を祝福する者は祝福され、/呪う者は呪われる。」/
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010:これを聞いたバラク王は、かんかんになって怒ってしまった。「余の敵を呪うために招いたというのに、その方は三回とも余の敵を祝福した。
011:かくなる上は、もう頼まぬ。引き下がっておれ。余はその方を手厚くもてなすつもりであったが、もはやこれまでだ。」
012:バラムは王に申し上げた。「王様から遣わされて参りました方々にも申し上げたはずでございます。
013:『たとい王様がどのような金銀財宝を下さいましても、私は主である神様のお言い付けになること以外を申し上げることはできません。』
014:そこで、只今おいとまをいただき、帰らせていただきます。その前に、この民が王様の国にどのようなことをするか、申し上げておきましょう。」

★バラムの第四の宣告

015:バラムは、神からの宣告を唱えた。/「ベオルの子バラムを通して、主は語られる。/
016:私は神様の御告を聞いて知っている者。/全能者の前にひれ伏すと、/今まで見えなかったものが見えた。/
017:イスラエル人の将来は、こうなっていく。/一つの星が輝き出し、一人の王が立って、/モアブ人を打ち破る。/
018:エドムとセイルの地は彼らのものになる。/イスラエル人は大きな勢力となり、/
019:その全地を治めるようになる。」/

★バラムの第五の宣告

020:その後、アマレク人を眺めながら、神からの宣告を唱えた。|「アマレク人は最も強い国だった。/しかし、ついに滅んでしまう。」/

★バラムの第六の宣告

021:また、ケニ人を眺めながら、神からの宣告を唱えた。|「ケニ人の住かは堅固で、/その周りは、岩山に囲まれている。/
022:しかし、この国も滅び、/アッシリヤの軍隊に捕えられて行ってしまう。」/

★バラムの第七の宣告

023:また、神からの宣告を唱えた。|「神様が決められたなら、/だれが、それ以上生き延びられようか。/
024:力を誇ったエベルやアッシリヤでさえ、/キプロス島から攻めて来る船団に悩まされ、/彼らも、ついに滅んでしまう。」/
025:それから、バラムは自分の国へ帰ってしまった。バラク王も失意のうちに帰国して行った。

章025

★ペオルの事件

001:イスラエルの民は、シティムに留まっていたが、そこでモアブ人の娘たちの誘惑に負けてしまった。
002:その娘たちが異教の神々にいけにえをささげる時、イスラエル人を招いたので、彼らは出掛けて行き、彼女たちと一緒に食事をし、異教の神々を一緒に拝んだ。
003:こうして、イスラエルの民の中には、ペオル山でバアルを拝む者が出て来たので、主は激しく怒られた。
004:主はモーセに仰せられた。「部族長に言って、異教の偶像礼拝をした者を、一人残らず死刑にしなさい。そうすれば、主は赦す。」
005:そこで、モーセは部族長たちにそのように命じた。
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006:モーセとイスラエルの民が皆、この悲しい出来事のために、会見の天幕の入口の所で泣いていると、そこへ一人のイスラエル人の男がミデアン人の女を連れてやって来た。
007:それを見ると、エルアザルの子で、祭司アロンの孫に当るピネハスが、槍を持って、
008:彼らを追い掛け、ついに二人を串刺しにしてしまった。すると、イスラエル人に対する神の罰がやんだ。
009:この時の罰で死んだ者は、二万四千人いた。
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010:主はモーセに仰せられた。
011:「エルアザルの子で、祭司アロンの孫に当るピネハスは、わたしに代って、彼らを罰したので、わたしもこれ以上イスラエルの民を罰することはやめる。
012:そこで、わたしは彼とその子孫に末長く祭司職を約束しよう。
013:わたしに代って、あれほど熱心にイスラエルの民の罪を償ったからだ。」
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014:ミデアン人の女と一緒に殺されたのは、シメオン族の部族長サルの子ジムリであった。
015:また、一緒に殺されたミデアン人の女は、ミデアンの族長ツルの娘コズビであった。
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016:主はモーセに仰せられた。
017:「ミデアン人を滅ぼしてしまいなさい。
018:彼らは実に巧妙にたくらんで、あのペオルの事件を起した。これからも、こういうことをしないとは限らない。」

章026

★第二の人口調査

001:この事件があってから、主はモーセと祭司アロンの子エルアザルに仰せられた。
002:「イスラエルの民全体の中で、二十歳以上の戦争に出られる男子の人数を調べなさい。」
003:そこで、モーセと祭司エルアザルは、エリコに近いヨルダン川のほとりのモアブの平野で、イスラエルの民に告げた。
004:「主がモーセに命じられたように、二十歳以上の男子の数を調べなさい。」
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エジプトの国から出て来たイスラエルの民は、
005:まずルベン族。ルベン族からは、エノク族、パル族、
006:ヘツロン族、カルミ族が分れ、
007:その成人した男子の数は、四万三千七百三十人であった。
008:パルの子はエリアブで、
009:その子はネムエルとダタンとアビラムであった。ダタンとアビラムは、有名な人たちで、彼らはコラの仲間に入って、モーセとアロンに逆らい、主に反逆した。
010:そのため、大地が裂け、彼らをコラと一緒に飲み尽し、仲間の者たち二百五十人と一緒に殺されてしまった。こうして、神は、彼らを、イスラエルの民に警告の印とされた。
011:しかし、コラの子供たちは、神のあわれみによって死なずに済んだ。
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012:次に、シメオン族である。シメオン族からは、ネムエル族、ヤミン族、ヤキン族、
013:ゼラフ族、サウル族が分れ、
014:その成人した男子の数は、二万二千二百人であった。
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015:ガド族からは、ツェフォン族、ハギ族、シュニ族、
016:オズニ族、エリ族、
017:アロデ族、アルエリ族が分れ、
018:その成人した男子の数は、四万五百人であった。
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019:ユダ族からは、エルとオナンがカナンの地で死んだので、
020:シェラ族、ペレツ族、ゼラフ族が分れ、
021:ペレツ族からは、さらにヘツロン族、ハムル族に分れ、
022:その成人した男子の数は、七万六千五百人であった。
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023:イッサカル族からは、トラ族、プワ族、
024:ヤシュブ族、シムロン族が分れ、
025:その成人した男子の数は、六万四千三百人であった。
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026:ゼブルン族からは、セレデ族、エロン族、ヤフレエル族が分れ、
027:その成人した男子の数は、六万五百人であった。
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028:ヨセフ族からは、マナセ族とエフライム族が分れ、
029:さらにマナセ族からは、マキル族が出、それからギルアデ族が出、
030:ギルアデ族からは、イエゼル族、ヘレク族、
031:アスリエル族、シェケム族、
032:シェミダ族、ヘフェル族が分れた。
033:ヘフェルの子ツェロフハデには息子がなく娘だけであって、それはマフラ、ノア、ホグラ、ミルカ、ティルツァであった。
034:マナセ族の成人した男子の数は、五万二千七百人であった。
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035:エフライム族からは、シュテラフ族、ベケル族、タハン族が分れ、
036:シュテラフ族からはさらにエラン族が出た。
037:その成人した男子の数は、三万二千五百人であった。
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038:ベニヤミン族からは、ベラ族、アシュベル族、アヒラム族、
039:シェフファム族、フファム族が分れ、
040:ベラ族からは、さらにアルデ族、ナアマン族が分れ、
041:その成人した男子の数は、四万五千六百人であった。
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042:ダン族からは、シュハム族が出た。
043:その成人した男子の数は、六万四千四百人であった。
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044:アシェル族からは、イムナ族、イシュビ族、ベリア族が分れ、
045:ベリア族からは、さらにヘベル族、マルキエル族が分れた。
046:アシェルの娘はセラフと言った。
047:その成人した男子の数は、五万三千四百人であった。
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048:ナフタリ族からは、ヤフツェエル族、グニ族、
049:エツェル族、シレム族が分れ、
050:その成人した男子の数は、四万五千四百人であった。
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051:イスラエルの民全体で、成人した男子の数は、六十万一千七百三十人であった。
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052:主はモーセに仰せられた。
053:「それぞれの部族に、その人数の割合いで土地を割り当てなさい。
054:人数の多い部族は大きい土地を、少ない部族は小さい土地を与えられることになる。
055:割り当てる場合は、くじを引かせ、
056:大部族間、小部族間でくじ引きによって割り当てなさい。」
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057:レビ族からは、ゲルション族、ケハテ族、メラリ族が分れ、
058:さらに、リブニ族、ヘブロン族、マフリ族、ムシ族、コラ族がこれに含まれる。ケハテの子はアムラムで、
059:アムラムの妻は、ヨケベデと言い、レビ族の娘であった。彼女は、エジプトで生れ、アロンやモーセやミリアムの母となった人である。
060:アロンの子はナダブ、アビフ、エルアザル、イタマルである。
061:ナダブとアビフは、主が仰せになったのとは違う香をたいたので、主に打たれて死んだ。
062:生後一か月以上のレビ族の男子の数は、二万三千人であった。彼らは、イスラエルの一般の部族としては数えられなかった。彼らは土地の分配にあずからなかったからである。
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063:以上がモーセと祭司エルアザルが、ヨルダン川を挟んでエリコの対岸にあるモアブの平野で、イスラエルの民の人数を調べた時に数えられた者たちである。
064:しかし、この中には、以前モーセと祭司アロンがシナイの荒野で民の人数を調べた時の人は一人も入っていなかった。
065:それは、彼らが主に逆らったため、荒野で主に打たれて死んでしまったからである。彼らの中で、ただエフネの子カレブと、ヌンの子ヨシュアだけは残っていた。

章027

★ツェロフハデの娘たちの申し出

001:ある日のこと、ツェロフハデの娘たちマフラ、ノア、ホグラ、ミルカ、ティルツァが、
002:会見の天幕の入口の所にいるモーセと祭司エルアザルと部族長たちの所に来て訴えた。彼女たちは、ヨセフの子のマナセ族の者で、先祖はマナセの子マキルであった。マキルの子はギルアデ、その子はヘフェル、その子はツェロフハデとつながっていく。
003:彼女たちの訴えはこうであった。「父は荒野で死にました。コラの仲間として、主に逆らった一味には加わったわけではありませんでしたが、荒野で死にました。ところが、父には男の子がいませんでした。
004:男の子がいない場合は、土地を分けていただけないのでしょうか。私たちも頂きたいのです。」
005:そこで、モーセは彼女たちの訴えについて、主の御心を伺った。
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006:すると、主はモーセに御心を示された。
007:「ツェロフハデの娘たちの言い分はもっともである。彼女たちにも土地を分けてやりなさい。それは、父親の分けてもらう分として与えてやりなさい。
008:イスラエルの民にこう言いなさい。『だれでも、死んだ後男の子がいなかった場合は、女の子がいれば、その女の子に土地を相続させなさい。
009:女の子もいない場合は、父親の兄弟に相続させなさい。
010:それもいない場合は、祖父の兄弟に相続させなさい。
011:それもいない場合は、親族の中で一番近い人に相続させなさい。』これは、イスラエルの民の守るべき定めである。」

★モーセの後継者ヨシュアの任命

012:また、主はモーセに仰せられた。「このアバリム山に登り、約束の地を見渡しなさい。
013:それを見れば、もうあなたの使命は終ったも同然である。兄のアロンと同じように死ぬことになろう。
014:ツィンの荒野で民がわたしに争いを仕掛けてきた時、あなたはわたしの言うことに従わなかったため、約束の地に入ることはできない。」これはツィンの荒野のカデシュにおけるメリバの水の事件のことである。
_
015:それで、モーセは主に申し上げた。
016:「すべて生きているものに命をお与えになる主である神様。私が死ぬ前に一つお願いがございます。私の死後も一人の人を指導者としてお立てになり、
017:その指導者がこの民を指導して、約束の地に導き入れるようにしてください。主の民を、羊飼のいない羊のようにはなさらないでください。」
018:そこで、主はモーセに仰せられた。「神の御霊に満たされた人、ヌンの子ヨシュアの頭に手を置きなさい。
019:ヨシュアを祭司エルアザルと一緒に民全体の前に立たせ、全員の見ているところで、彼を指導者に任命しなさい。
020:自分に与えられていた指導者としての権威を彼に引き渡し、これからは、民が彼に従うように命じなさい。
021:ヨシュアは祭司エルアザルの所へ行って、わたしからの指図を受けなさい。ヨシュアが指揮をするイスラエルの民は皆、エルアザルから受けた神の御心に従って行動しなければならない。」
022:モーセは、主が命じられた通りにし、ヨシュアを祭司エルアザルの前に立たせ、
023:彼の頭に手を置き、主がモーセに仰せられた通り、彼を指導者として任命した。

章028

★毎日ささげるささげ物

001:主はモーセに仰せられた。
002:「イスラエルの民に、こう言いなさい。『わたしが喜ぶ火で焼く供え物としてささげるいけにえは、わたしの食物であり、あなたがたは、それを決められた通りにささげなさい。
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003:火で焼くささげ物は、一歳の傷の無い雄の子羊を、毎日完全に焼き尽すいけにえとして、二頭ずつささげる。
004:そのうち一頭は朝、もう一頭は夕方にささげる。
005:穀物のささげ物としては、最上の油一・五リットルを混ぜた小麦粉三・六リットルをささげる。
006:これは、シナイ山で定められた、毎日ささげる完全に焼き尽すいけにえであって、主に喜ばれるささげ物で、火で焼く供え物である。
007:そのほかに、注ぎのささげ物として、子羊一頭につき強いぶどう酒一・五リットルを、聖所で注ぎなさい。
008:もう一頭の子羊は、夕方に、朝の時と同じものを一緒にささげる。これは、主に喜ばれるささげ物で、火で焼く供え物である。

★安息日のささげ物

009:安息日には、一歳の傷の無い雄の子羊二頭と、穀物のささげ物として、油を混ぜた小麦粉七・ニリットルと、注ぎのささげ物をささげる。
010:これは、毎日ささげられる完全に焼き尽すいけにえと、注ぎのささげ物以外に、安息日ごとにささげられる完全に焼き尽すいけにえである。

★毎月一日のささげ物

011:また、ユダヤの暦で毎月一日には、完全に焼き尽すいけにえとして、若い雄牛二頭、雄羊一頭、一歳の傷の無い雄の子羊七頭を主にささげる。
012:雄牛一頭については、穀物のささげ物として、油を混ぜた小麦粉一〇・八リットル、雄羊一頭については、穀物のささげ物として、油を混ぜた小麦粉七・ニリットルである。
013:子羊一頭については、穀物のささげ物として、油を混ぜた小麦粉三・六リットルである。これらは、主に喜ばれるささげ物で、火で焼く供え物である。
014:そのほかに、注ぎのささげ物として、雄牛一頭につき、ぶどう酒三リットル、雄羊一頭につき二リットルを注ぐ。これは、毎月初めにささげられる完全に焼き尽すいけにえである。
015:毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、注ぎのささげ物のほかに、雄山羊一頭を、罪のためのいけにえとして、主にささげなさい。

★イースト菌無しのパンの祭の時のささげ物

016:ユダヤの暦の一月十四日には(今日の四、五月に当る)、過越の祭が祝われる。
017:その月の十五日には、イースト菌無しのパンの祭が祝われる。
018:その最初の日には、礼拝をし、どんな仕事もしてはならない。
019:火によるささげ物、完全に焼き尽すいけにえとして、傷の無い若い雄牛二頭、雄羊一頭、一歳の雄の子羊七頭を、主にささげなさい
020:そのほかに、穀物のささげ物として、油を混ぜた小麦粉を、雄牛一頭につき一〇・八リットル、雄羊一頭につき七・ニリットル、
021:七頭の子羊は、一頭につき三・六リットルささげる。
022:また、罪を償うためには、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。
023:毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえのほかに、これらのものをささげる。
024:このように七日間、毎日主に喜ばれる火によるささげ物を主にささげなさい。これは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
025:七日目には、また礼拝をし、どんな仕事もしてはならない。

★初穂を刈る祭の時のささげ物

026:初穂を刈る祭、つまり過越の祭から数えて七週後には、新しい穀物を主にささげるが、その時、礼拝をしなさい。そして、どんな仕事もしてはならない。
027:主に喜ばれる、完全に焼き尽すいけにえとして、若い雄牛二頭、雄羊一頭、一歳の雄の子羊七頭をささげる。
028:そのほかに、穀物のささげ物として、油を混ぜた小麦粉を、雄牛一頭につき一〇・八リットル、雄羊一頭につき七・ニリットル、
029:七頭の子羊は、一頭につき三・六リットルささげる。
030:また、罪を償うためには、雄山羊一頭をささげる。
031:毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、穀物のささげ物のほかに、これらのものと、注ぎのささげ物をささげなさい。

章029

★七月一日のささげ物

001:ユダヤの暦の七月一日(今日の九、十月に当る)には、礼拝をしなさい。そして、どんな仕事もしてはならない。全国民が礼拝のために集まる日である。
002:主に喜ばれる、完全に焼き尽すいけにえとして、若い雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の傷の無い雄の子羊七頭を、主にささげなさい。
003:そのほかに、穀物のささげ物として、油を混ぜた小麦粉を、雄牛一頭につき一〇・八リットル、雄羊一頭につき、七・ニリットル、
004:七頭の子羊は、一頭につき三・六リットルささげる。
005:また、罪を償うためには、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。
006:これらは、新月ごとにささげるように決められている、完全に焼き尽すいけにえと、その穀物のささげ物、毎日ささげられる完全に焼き尽すいけにえと、その穀物のささげ物、および注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。

★七月十日のささげ物

007:ユダヤの暦の七月十日には、礼拝をし、断食をして、どんな仕事もしてはならない。
008:主に喜ばれる、完全に焼き尽すいけにえとして、若い雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の雄の子羊七頭を、主にささげなさい。
009:そのほかに、油を混ぜた小麦粉を、雄牛一頭につき一〇・八リットル、雄羊一頭につき七・ニリットル、
010:七頭の子羊は、一頭につき三・六リットルささげる。
011:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、罪を償うための罪のためのいけにえと、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、穀物のささげ物と、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。

★七月十五日のささげ物

012:ユダヤの暦の七月十五日には、礼拝をし、どんな仕事もしてはならない。
013:主に喜ばれる、完全に焼き尽すいけにえとして、傷の無い若い雄牛十三頭、雄羊二頭、一歳の雄の子羊十四頭を、主にささげなさい。
014:そのほかに、穀物のささげ物として、油を混ぜた小麦粉を、雄牛十三頭のために、一頭につき一〇・八リットル、雄羊二頭のため、一頭につき七・ニリットル、
015:子羊十四頭のため、一頭につき三・六リットルをささげる。
016:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、その穀物のささげ物、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
_
017:その二日目には、若い雄牛十二頭、雄羊二頭、一歳の傷の無い雄の子羊十四頭をささげ、
018:そのほかに、それぞれの数に応じて決められた、穀物のささげ物と注ぎのささげ物をささげる。
019:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、その穀物のささげ物、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
_
020:三日目には、雄牛十一頭、雄羊二頭、一歳の傷の無い雄の子羊十四頭をささげ、
021:そのほかに、それぞれその数に応じて決められた、穀物のささげ物と、注ぎのささげ物をささげる。
022:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、その穀物のささげ物、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
_
023:四日目には、雄牛十頭、雄羊二頭、一歳の傷の無い雄の子羊十四頭をささげ、
024:そのほかに、それぞれその数に応じて決められた、穀物のささげ物と、注ぎのささげ物をささげる。
025:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、その穀物のささげ物、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
_
026:五日目には、雄牛九頭、雄羊二頭、一歳の傷の無い雄の子羊十四頭をささげ、
027:そのほかに、それぞれその数に応じて決められた、穀物のささげ物と、注ぎのささげ物をささげる。
028:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、その穀物のささげ物、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
_
029:六日目には、雄牛八頭、雄羊二頭、一歳の傷の無い雄の子羊十四頭をささげ、
030:そのほかに、それぞれその数に応じて決められた、穀物のささげ物と、注ぎのささげ物をささげる。
031:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、穀物のささげ物、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
_
032:七日目には、雄牛七頭、雄羊二頭、一歳の傷の無い雄の子羊十四頭をささげ、
033:そのほかに、それぞれその数に応じて決められた、穀物のささげ物と、注ぎのささげ物をささげる。
034:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、穀物のささげ物、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
_
035:八日目には、聖別のために礼拝をし、どんな仕事もしてはならない。
036:主に喜ばれる、完全に焼き尽すいけにえとして、雄牛一頭、雄羊一頭、一歳の傷の無い子羊七頭をささげ、
037:そのほかに、それぞれその数に応じて決められた、穀物のささげ物と、注ぎのささげ物をささげる。
038:また、罪のためのいけにえとして、雄山羊一頭をささげる。これらは、毎日ささげられる、完全に焼き尽すいけにえと、穀物のささげ物、注ぎのささげ物以外の特別なささげ物である。
_
039:あなたがたは、決められた通りに、これらのものを主にささげなさい。これらはあなたがたが誓願する時や、進んでささげるささげ物としてささげる、完全に焼き尽すいけにえ、穀物のささげ物、注ぎのささげ物、および和解のささげ物以外の特別なささげ物である。』」
_
040:モーセは、主がモーセに仰せられた通りに、イスラエルの民に語った。

章030

★誓いをする時の規程

001:モーセはイスラエルの民の部族長たちに語った。「これは、主が命じられたことである。
002:だれでも、主に対し、するとか、しないと言って誓った場合は、その誓いを破ってはならない。言った通りに行いなさい
003:未婚の女性が誓った場合は、
004:その父親がそれに対して同意すれば、有効になり、
005:同意しなければ、無効になる。主は、それを許してくださる。
006:あまり深く考えずに、未婚の女性が誓い、その後結婚した場合は、
007:夫がそれに対して何も言わなければ、有効になり、
008:夫が認めなければ、無効になる。主は、それを許してくださる。
009:未亡人や離婚した女性の場合は、誓ったことは、すべて有効になる。
010:結婚して夫と一緒にいる時に誓った女性の場合は、
011:夫がそれに対して何も言わなければ、有効になり、
012:夫が認めなければ、無効になる。主は、それを許してくださる。
013:どんな誓いであっても、妻が誓ったことに対しては、夫は認めることも、認めないこともできるが、
014:妻からそれを聞いた日に何も言わなければ、それは認めたこととして有効になる。
015:夫が、後になってから認めないと言っても、その場合、夫がその罪に問われることになる。」
_
016:以上は、主がモーセに命じられた、主に対して誓いをする場合の定めであって、夫と妻、父とその家にいる未婚の娘との間の関係を定めたものである。

章031

★ミデアン人に対する神の御心の実践

001:主はモーセに仰せられた。
002:「ミデアン人が誘惑したことに対して、今こそわたしに代って彼らを罰しなさい。その後で、あなたは死ぬ。」
003:モーセはイスラエルの民にそのことを告げた。「成人した男子は武装して、ミデアン人を襲撃しなさい。主に代って彼らを罰するのである。
004:部族ごとに千人ずつ出しなさい。」
005:そこで、部族ごとに千人ずつが選び出され、合計一万二千人を戦いのために武装させた。
006:彼らは戦場に送り出され、祭司エルアザルの子ピネハスが彼らと一緒に行き、ラッパを吹き鳴らし、神聖な器を持って行った。
007:彼らは、主が命じられた通りに、ミデアン人の男たちを、主の罰として殺した。
008:その中には、ミデアン人の五人の王エビ、レケム、ツル、フル、レバもいた。あのベオルの子のバラムもこの時刀で殺された。
009:イスラエル軍は、ミデアン人の女、子供は捕虜にし、牛や羊や財産は、すべて奪い取り、
010:彼らの住んでいた町や村もことごとく焼き払った。
011:こうして、人も家畜も、
012:分捕った物をすべて携えて、ヨルダン川のエリコに近いモアブの平野の宿営にいるモーセと祭司エルアザルと民の指導者たちのいる所に来た。
_
013:モーセと祭司エルアザルと民の指導者たちは、野営地の外まで彼らを出迎えに来た。
014:モーセは彼らを見るなり指揮官たちに対して怒った。
015:「どうしてミデアン人の女たちを生かしておいたのか。
016:彼女たちは、あのバラムの勧めに従って、ペオル山で偶像を拝むようにそそのかしたのではなかったか。神罰が主の民の上に下ったことを忘れたのか。
017:今、男の子はすべて殺してしまえ。男をそそのかして偶像礼拝をさせた女たちもすべて殺してしまえ。
018:女の子だけは生かしておいてもよろしい。
019:人を殺した者、死体に触れた者は、だれでも七日間野営地の外に出ていなさい。三日目と七日目に罪の身を清めなさい。
020:服も、皮や、山羊の毛で作った物も、木で作った物も、すべて清めなさい。」
_
021:祭司エルアザルは、戦争に加わった者たちに言った。「主がモーセに命じられたことは、次のことである。
022:金、銀、青銅、鉄、すず、鉛など、
023:すべて燃えない金属は、火の中を通した後、汚れを清める水を振り掛ければ、清くすることができる。燃えてしまうものは、水の中を通せば、清くなる。
024:あなたがたは、七日目に自分の服を洗えば、清くなる。それから、自分の宿営に入ることができる。」

★分捕り物の分配

025:主はモーセに、こう仰せられた。
026:「あなたと祭司エルアザルと部族長たちは、捕虜として奪った人と家畜の数を調べ、
027:その分捕った物を、戦いに出た者たちと、出なかった者たちとに二分しなさい
028:そして、戦いに出た者たちは、人や牛やろばや羊のそれぞれ五百分の一を、主にささげなさい。
029:祭司エルアザルに渡しなさい。それは、わたしが受ける分である。
030:戦いに出なかった者たちは、人や牛やろばや羊のそれぞれ五十分の一を、主の天幕での働きをするレビ族の者たちに差し出しなさい。」
031:そこで、モーセと祭司エルアザルは、主がモーセに命じられた通りにした。
_
032:戦いに出た者たちが奪ったもので、宝石や服などを除いたものとしては、羊六十七万五千頭、
033:牛七万二千頭、
034:ろば六万一千頭、
035:小さい女の子が三万二千人であった。
036:このうちの半分が戦いに出た者たちへの分け前で、羊の数は三十三万七千五百頭。
037:その羊の中から主にささげられたものは六百七十五頭。
038:牛は三万六千頭で、その中から主にささげられたものは七十二頭。
039:ろばは三万五百頭で、その中から主にささげられたものは、六十一頭。
040:人間は一万六千人で、その中から主にささげられた者は三十二人であった。
041:モーセは、主が彼に命じられた通りに、主にささげられたものを、祭司エルアザルに渡した。
_
042:モーセが戦いに出なかった者たちに与えたものは、
043:羊三十三万七千五百頭、
044:牛三万六千頭、
045:ろば三万五百頭、
046:人間は一万六千人であった。
047:モーセは、これらのものの中から、それぞれ五十分の一を、主が命じられた通りに、主の天幕での働きをするレビ族の者たちに与えた。

★指揮官たちのささげ物

048:すると、イスラエル軍の指揮官たちがモーセの所に来て、
049:こう申し出た。「自分たちは、部下の者たちの人員点呼をしましたところ、全員無事に帰って参りました。
050:それで、私どもが手に入れた金製のブレスレット、指輪、イヤリング、ネックレスなどを持って参りました。これを主におささげしたいと思います。主が私どもを守ってくださった命の代価として、感謝の気持を表したいと思っております。」
051:モーセと祭司エルアザルは、それらを受け取った。
052:その代価は、金百九十キログラムにも達するものであった。
053:戦いに出た者たちは、分捕物をそれぞれ自分のものとした。
054:モーセと祭司エルアザルは、イスラエル軍の指揮官たちからその金を受け取り、それを会見の天幕に持って行き、戦勝の記念として、大切に保存した。

章032

★ルベン族とガド族の土地

001:さて、ルベン族とガド族とは、非常に多くの家畜を持っていた。彼らが今いるヤゼルとギルアデの地を見ると、それは家畜を飼うのに最適の場所であったので、
002:彼らは、モーセと祭司エルアザルと部族長たちの所に来て、こう願った。
003:「主がイスラエルの民のために滅ぼされたアタロテ、ディボン、ヤゼル、ニムラ、ヘシュボン、エルアレ、セバム、ネボ、ベオンの地は、
004:家畜を飼うのに適した所です。
005:私どもには、この辺りの土地を定住地としていただけないでしょうか。ヨルダン川の向うの土地はいりませんから、お願いします。」
_
006:モーセは彼らに言った。「ほかの部族の者たちがヨルダン川の向うへ行って、戦おうとしているのに、自分たちだけはここにいると言うのか。
007:どうして主が約束してくださった地へ行こうとしているのに、ほかの人の意気をくじくようなことを言うのか。
008:私が以前カデシュ・バルネアから約束の地の様子を見に行かせた時にも、その中には、同じようなことをした者たちがいた。
009:彼らはエシュコルの谷まで行って、その地の様子を見てから、その地へは行かない方がよいと言って、全員の意気をくじいてしまった。
010:その時、主は怒られ、こう仰せられた。
011:『エジプトから出て来た男たちのうち、二十歳以上の成人している者たちは、だれ一人として約束の地に入ることはできない。彼らは、わたしの言うことに聞き従わなかったからだ。
012:ただケナズ人エフネの子カレブと、ヌンの子ヨシュアだけは、わたしの言うことに聞き従ったから、ほかの人たちとは違う。必ず約束の地に入ることができる。』
013:主はこのようなイスラエルの民に向って怒られ、主に背いた者たちが皆死んでしまうまで、四十年間、荒野を放浪させられた。
014:その子供に当る者たちが、今、父親たちと同じことをしようとしている。
015:だから、もしも主に背いて、その言うことに聞き従わないなら、主はすべて荒野でのたれ死にさせられるだろう。」
_
016:彼らはモーセに近付いて、自分たちの意図を説明した。「私たちの考えているところは、そういうことではありません。私たちは家畜のためにここに住みたいのですが、
017:しかし、ほかの部族と一緒に、いや、彼らの先頭に立って戦いに出ます。ただ家族の者たちだけは、ここに残しておきたいので、城壁のある町を作って、そこに住ませたいのです。
018:けれども、私たちはほかの部族が自分の定住地をもらうまで、自分の家に帰ろうとは思いません。
019:それに、私たちはヨルダン川の向うの土地はいりません。ヨルダン川の東側に住み着きたいのです。」
020:モーセは彼らに答えた。「それならば結構。今言った通り、戦いに参加し、
021:ヨルダン川を渡って、主がその敵を追い払い、
022:約束の地が征服されてから、この地に帰って来るならば、自分たちの責任を果したことになる。その時は、この地が定住地として与えられる。
023:しかし、もしそのようにしなかった場合は、主に対して罪を犯したことになる。そのことをよく覚えておきなさい。
024:家族のために町を建て、家畜小屋を作ってもよろしい。ただし、自分たちの言ったことは、必ず実行しなさい。」
025:彼らはモーセに対して誓った。「仰せの通りにいたします。
026:家族や家畜はこのギルアデの町に留まり、
027:私たちは武装して、戦いに参加します。」
_
028:そこで、モーセは彼らのことについて、祭司エルアザル、ヌンの子ヨシュア、および部族長たちに命令を下した。
029:「ガド族とルベン族の者たちが、戦いに加わって、ヨルダン川を渡り、約束の地を征服したなら、彼らには、ギルアデの地を定住地として与えなさい。
030:彼らが戦いに加わらなかった場合には、約束の地の一部を定住地としてあげればよい。」
031:ガド族とルベン族の者たちは、皆の前で誓った。「私たちは、主が仰せられた通りにいたします。
032:みんなと一緒に戦いに参加し、その後でヨルダン川の東側の地を定住地として頂くことにします。」
_
033:そこで、モーセは、ガド族とルベン族と、ヨセフの子マナセの半部族に、ヨルダン川の東側のエモリ人のシホン王の王国と、バシャンのオグ王の王国を、定住地として与えた。
034:そこで、ガド族は、ディボン、アタロテ、アロエル、
035:アテロテ・ショファン、ヤゼル、ヨグボハ、
036:ベテ・ニムラ、ベテ・ハランを城壁のある町として、また家畜小屋として建て直した。
037:また、ルベン族は、ヘシュボン、エルアレ、キルヤタイム、
038:ネボ、バアル・メオン、シブマを建て直した。そのうちのいくつかは、名前を変え、新しい名前を付けた。
039:マナセ部族のマキルの子供たちは、ギルアデを攻撃し、そこにいたエモリ人を追い出した。
040:それで、モーセは、ギルアデを彼らに与えたので、彼らは後でそこに住んだ。
041:マナセ族のヤイルはギルアデの村々を攻撃して、そこを占領し、ハボテ・ヤイルという名前にした。
042:ノバフは、ケナテとその周辺の村々を攻撃して、そこを占領し、自分の名前にちなんで、ノバフという名前にした。

章033

★出エジプトをしてからの旅程

001:イスラエルの民がモーセとアロンに率いられて、部族ごとにエジプトの国から出て来た旅程は、次のようであった。
002:モーセは主に命じられた通り、旅の経過を記した。
003:彼らは、ユダヤの暦の一月十五日に、ラメセスから出発した。それは最初に過越の祭が祝われた翌日で、イスラエルの民はエジプトを後にした。エジプト人は、それをただ見ているだけであった。
004:エジプトでは、主に打たれて殺された長男の埋葬をしていた。主は、エジプト人が拝んでいた神々に裁きを下された。
_
005:イスラエルの民は、ラメセスを出発し、スコテに行き、
006:そこから荒野の外れにあるエタムに行き、
007:そこからバアル・ツェフォンの手前にあるピ・ハヒロテに引き返し、ミグドルの前で宿営した。
008:そこから紅海を渡って、荒野へ行き、エタムの荒野を三日間進み、マラに行った。
009:そこから、十二の泉と七十本のなつめやしの木があるエリムに行き、
010:そこから紅海のほとりを南下し、
011:シンの荒野に行き、
012:そこからドフカに行き、
013:そこからアルシュに行き、
014:そこからレフィディムに行ったが、そこには飲む水が無かった。
015:そこからシナイの荒野に行き、
016:そこからキブロテ・ハタアワに行き、
017:そこからハツェロテ、
018:リテマ、
019:リモン・ペレツ、
020:リブナ、
021:リサ、
022:ケヘラタ、
023:シェフェル山、
024:ハラダ、
025:マクヘロテ、
026:タハテ、
027:テラ、
028:ミテカ、
029:ハシュモナ、
030:モセロテ、
031:ベネ・ヤアカン、
032:ホル・ハギデガデ、
033:ヨテバタ、
034:アブロナ、
035:エツヨン・ゲベル、
036:ツィンの荒野のカデシュ、
037:エドムの国境にそびえるホル山に行った。
_
038:祭司アロンは、主に命じられた通り、ホル山に登り、そこで死んだ。それは、イスラエルの民がエジプトの国を出てから四十年目のユダヤの暦で五月一日であった。
039:アロンは、ホル山で死んだ時、百二十三歳であった。
_
040:カナンの地ネゲブに住んでいたカナン人アラデの王は、イスラエルの民がやって来ることを聞いた。
_
041:さて、イスラエルの民は、ホル山を出発し、ツァルモナに行き、
042:そこからプノン、
043:オボテ、
044:モアブの国境イエ・ハアバリム、
045:ディボン・ガド、
046:アルモン・ディブラタイム、
047:ネボ山に近いアバリムの山地、
048:ヨルダン川を挟んでエリコの対岸にあるモアブの平野に行った。
049:そこで、ベテ・ハエシモテからアベル・ハシティムに至るまでのモアブの平野に宿営した。

★ヨルダン川を渡るに当っての命令

050:モアブの平野で、主はモーセに仰せられた。
051:「イスラエルの民に、こう言いなさい。『あなたがたがヨルダン川を渡って、約束の地カナンに入る時は、
052:その地にいる住民をことごとく追い払い、彼らの偶像や礼拝所をすべて壊してしまいなさい。
053:そうしてから、その地に住みなさい。その地はわたしがあなたがたに与えた約束の地である。
054:部族ごとにくじを引き、定住地を決めなさい。人数の多い部族には大きな土地を、少ない部族には小さい土地を与え、大部族間、小部族間でくじ引きをして割り当てなさい。
055:もしその地にいる住民をことごとく追い払わないでおくと、目に入ったごみや、わき腹にささったとげと同じように、あなたがたにとって悩みの種となる。
056:そのために、彼らを滅ぼそうとしたように、今度はあなたがたを滅ぼさなければならなくなる。』」

章034

★イスラエルの定住地

001:主はモーセに仰せられた。
002:「イスラエルの民に、こう言いなさい。『あなたがたが約束の地カナンに入った時、あなたがたの国境は次のようになる。
003:南は、エドムに接するツィンの荒野までで、
004:その国境線は死海からアクラビム峠を通ってツィンに向う。最南端はカデシュ・バルネアで、そこからハツァル・アダル、アツモンと進み、
005:エジプトの川に沿って地中海に至る。
_
006:西は、地中海の海岸線までである。
_
007:北は、地中海から東方に向って延び、
008:ホル山、レボ・ハマテ、ツェダデ、
009:ジフロン、ハツァル・エナンに至る線である。
_
010:東は、ハツァル・エナンからシェファム、
011:アインの東方のリブラ、ガリラヤ湖の東側、
012:ヨルダン川、死海に至る。』」
_
013:モーセはイスラエルの民に命じた。「あなたがたがくじを引いて分ける土地は、ヨルダン川の向うに広がっている。これを九部族と半部族で分けるようにと、主は仰せられた。
014:ルベン族、ガド族、マナセの半部族は、
015:ヨルダン川の東側ですでに定住地が与えられている。」

★土地配分のために選ばれた部族長たち

016:主はモーセに仰せられた。
017:「この約束の地をあなたがたの定住地とするに当り、祭司エルアザルとヌンの子ヨシュアが指導者になり、
018:さらに部族長が彼らを助けて、事を行わせなさい。
019:その人々の名前は、次の通りである。ユダ族からは、エフネの子カレブ。
020:シメオン族からは、アミフデの子サムエル。
021:ベニヤミン族からは、キスロンの子エリダデ。
022:ダン族からは、ヨグリの子ブキ。
023:マナセ族からは、エフォデの子ハニエル。
024:エフライム族からは、シフタンの子ケムエル。
025:ゼブルン族からは、パルナクの子エリツァファン。
026:イッサカル族からは、アザンの子パルティエル。
027:アシェル族からは、シェロミの子アヒフデ。
028:ナフタリ族からは、アミフデの子ペダフエル。
029:イスラエルの民にカナンの地で主が与えてくださる定住地を割り当てる時の責任者は、この人々である。」

章035

★レビ族の人々の住む町と逃れの町

001:ヨルダン川を挟んでエリコの対岸にあるモアブの平野で、主はモーセに仰せられた。
002:「イスラエルの民に、その定住地の中から、レビ族の者たちが住むための町を与えるように言いなさい。彼らには、町の周りの放牧地がよい。
003:彼らには、家畜のためにそういう場所が適している。
004:それは、町の城壁から外側に、五百メートルの範囲である。
005:そうすれば、町の中心から境界線までは、東西南北共に千メートルずつになる。これが彼らの放牧地である。
006:レビ族の者たちが住む町の中には六つの逃れの町も入っており、過って人を殺した者がそこに逃れれば助かるわけで、彼らはそのほかに四十二の町が与えられる。
007:したがって、レビ族の者たちには四十八の町が与えられる。それは、いずれも放牧地が付いている。
008:レビ族の者たちには、大きな定住地を与えられた部族から、多くの町が提供されることは当然のことである。」
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009:主はモーセに仰せられた。
010:「イスラエルの民に、こう言いなさい。『あなたがたが、ヨルダン川を渡って、約束の地カナンに入る時、
011:逃れの町を作りなさい。それは、過って人を殺した者が、そこに逃れられるようにするためである。
012:この逃れの町というのは、私的復讐から守られ、後で公の裁判が行われるまで、保護する所である。
013:逃れの町は六つ作りなさい。
014:ヨルダン川の東側に三つ、西側のカナンの地に三つである。
015:これらの六つの町は、イスラエル人であろうと、そこにいる外国人であろうと、利用することができる。だれでも、過って人を殺した場合には、ここに逃れて来ることができる。
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016:だれでも鉄製の道具で人を打って死なせた場合は、殺人罪であって、必ず死刑にされる。
017:また、殺すつもりで石で人を打って死なせた場合も、殺人罪であるから、必ず死刑にされる。
018:また、殺すつもりで木を使って人を打って死なせた場合も同様で、必ず死刑にされる。
019:被害者の近親者は、どこで殺人者と出会っても、彼を殺して差支えない。
020:また、だれでも憎しみを持っている場合には、相手を突いて死なせようと、物を投げ付けて死なせようと、
021:手で打って死なせようと、それは殺人罪であって、必ず死刑にされる。被害者の近親者は、どこで殺人者と出会っても、彼を殺して差支えない。
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022:殺す意図が無く、過って死なせた場合、
023:たとえば相手を突いたり、物を投げ付けたり、石を落して死なせても、殺意が無かったのであれば、
024:真相をよく調べ、
025:殺意の無いことが分れば、逃れの町に返してやりなさい。任職の油を注がれた大祭司が死ぬまで、その町にいて保護される。
026:もし人を殺した者が逃れの町から外に出て行き、
027:そこで見付けられ、殺されたとしても、彼を殺した者に罪は無い。
028:過って人を殺した者は、大祭司が死ぬまで、逃れの町に住んでいなければならないのに、それに違反して、そこから出て来たのだから、殺されても仕方がない。大祭司が死ねば、人を殺した罪が赦されたことになるので、晴れて自分の定住地に帰ることができる。
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029:以上のことは、あなたがたが、定住する所で、これからずっと守るべき規程である。
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030:だれでも人を殺した場合には、証人の証言に基づき、その者は死刑にされる。ただし、証人は一人だけであってはならない。
031:死刑に処せられる殺人者のためにいくら保釈金を積んでも、それによって死刑を免れることはできない。殺人者は必ず死刑にされる。
032:逃れの町に逃げ込んだ者が、大祭司の死ぬ前に自由になろうとして、いくら保釈金を積んでも、それによって自由になることはできない。
033:人を殺してはならない。人を殺した場合は、殺された人の流した血によって土地が汚れてしまう。その土地を清めるには、人を殺した人の血が必要だ。
034:人を殺すことによって、約束の地を汚してはならない。主であるわたしがイスラエルの民と一緒にいることを覚えなさい。』」

章036

★相続人が女性である場合の規程

001:ヨセフ族の一つ、マナセ部族から出た、マキル族にギルアデという一族があった。その代表者たちが、モーセとイスラエルの民の指導者たちに訴えた。
002:「主は、あの約束の地をくじによって分けるようにと命じられました。親戚のツェロフハデの娘たちは、その父親の土地を与えられることになっています。
003:ところで、もしも彼女たちがほかの部族の男と結婚した時は、彼女たちの土地はほかの部族のものになってしまって、私たちの土地は減ってしまいます。
004:結婚によってほかの部族のものになったものは、ヨベルの年になっても、元に戻ってはきません。」
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005:そこで、モーセはこのことについて主の御心を彼らに示した。「ヨセフ族の訴えはもっともである。
006:主がツェロフハデの娘たちのことで示された御心はこうである。『彼女たちが結婚したければ、結婚しても構わない。ただし、その相手は、同じ部族の者でなければならない。
007:イスラエルの民の定住地は、一つの部族からほかの部族に移してはならない。定住地は最初にくじで決められたままでなければならない。
008:だから、結婚する場合は、同じ部族同士であること。それは、定住地を変えないためである。
009:イスラエルの民は、与えられた定住地にずっと住まなければならない。』」
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010:ツェロフハデの娘たちは、主がモーセに言われた通りにした。
011:ツェロフハデの娘たち、マフラ、ティルツァ、ホグラ、ミルカ、ノアは皆、いとこと結婚した。
012:ヨセフ族の者たちと結婚したので、定住地はそのまま残った。
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013:以上は、ヨルダン川を挟んだエリコの対岸にあるモアブの平野で、主がモーセを通して、イスラエルの民に守るようにと与えられた規程である。

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